カテゴリー : 文学


スモーキングルーム第74回 千早茜の世界

千早茜の連載「スモーキングルーム」第74回。鼠は東洋人の貴婦人に関する蝙蝠の言葉を聞き、厨房でスープを受け取り、総支配人の部屋へ向かう。ホテルの裏側で交錯する人々の物語。

任侠電器第161回:さつきの告白

任侠電器第161回。長坂さつきが日村に「私、かわいくないでしょう」と切り出す。着る物や持ち物に興味がなく、話も上手くないため暗いと言われると語る。日村は意図を測りかねるが、話を聞くしかないと考える。

ヨシタケ『にげてさがして』生きづらい心救う絵本

福山暁の星女子中学・高校の司書・吉岡史恵さんが、ヨシタケシンスケ著『にげてさがして』(ポプラ社)を紹介。嫌なことから逃げることは恥ずかしくないと説くこの絵本は、中高生や大人の生きづらさに寄り添う一冊。

『著作権全史』書評:著作権は海賊版裁判から生まれた

『著作権全史』(デイヴィッド・ベロス、アレクサンドル・モンタギュー著、小佐田愛子訳)を国際日本文化研究センター教授の山田奨治氏が書評。著作権の起源は1710年のアン法ではなく、1774年の英国の海賊版裁判だとする新たな歴史観を紹介する。

上村裕香さん初長編『海の底に雨は降らない』刊行

佐賀市出身の作家・上村裕香さん(25)が初の長編小説『海の底に雨は降らない』(幻冬舎)を刊行。ヤングケアラーだった主人公が物語を紡ぎ自分を取り戻す姿を通し、物語が持つ「ケア」や「回復」の力を描く。

高浜虚子と水原秋桜子の愛憎、俳句観の相克を描く

水原秋桜子が虚子への愛憎を綴った『高濱虚子 並に周囲の作者達』を題材に、俳句観の相違による弟子離反の背景を考察。1931年の武蔵野探勝会での離脱表明や、虚子の句と秋桜子の句の対比を紹介する。

芥川賞選考委員に村田沙耶香さん 来年1月から参加

日本文学振興会は31日、芥川賞の選考委員に作家の村田沙耶香さん(47)が加わると発表した。来年1月20日に予定されている次回の選考会から参加する。村田さんは2016年に「コンビニ人間」で芥川賞を受賞している。

小林恭二さん17年ぶり新作『三鬼』、西東三鬼を描く

作家の小林恭二さん(68)が17年ぶりとなる新作小説『三鬼』(講談社)を刊行。昭和15年を舞台に、新興俳句の旗手・西東三鬼の活躍を虚実交えて描く大作。執筆の背景には現在の世界情勢への危機感があるという。

『安倍晋三』書評:豊かな構想力と脆弱性を指摘

服部龍二著『安倍晋三』の書評。安倍氏を「不完全なリアリスト」と評し、FOIP構想や集団的自衛権容認などの業績と、北方領土や尖閣での失点を分析する。千々和泰明・日本大准教授が評する。

交ぜ書きの罠「太平洋島諸国」はなぜ誤り?

産経新聞の校閲担当者が、原稿中の「太平洋島しょ国」の表記を検討する過程で、誤って「太平洋島諸国」と指摘しそうになった経験を紹介。正しくは「太平洋・島嶼国」であると解説する。

柳田国男『民間伝承論』文庫化を民俗学者が提言

日本民俗学の父・柳田国男が1934年に刊行した『民間伝承論』。市井の人々に向けた「当事者参加型学問」の原点であり、民俗学ブームの水源ともいえる名著の文庫復刊を、民俗学者の島村恭則氏が提言している。

手のひらサイズの「ミニ本」がホラーやミステリーで人気

文庫本より小さい手のひらサイズの「ミニ本」がホラーやミステリーで相次ぎ刊行され、安価で短時間で読めるとして新しい小説読者を増やす呼び水に期待がかかる。背筋さんの『口に関するアンケート』は46万部のベストセラーに。

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