骨髄オルガノイドをiPS細胞から作製、マウス移植で血液細胞確認
国立成育医療研究センターのチームは9日、骨髄の機能を持つ立体臓器「骨髄オルガノイド」を人のiPS細胞から作製し、マウスへの移植で血液細胞や免疫細胞の作製を確認したと発表した。白血病治療への応用が期待される。
国立成育医療研究センターのチームは9日、骨髄の機能を持つ立体臓器「骨髄オルガノイド」を人のiPS細胞から作製し、マウスへの移植で血液細胞や免疫細胞の作製を確認したと発表した。白血病治療への応用が期待される。
絶滅危惧種の鳥を守るため、国立環境研究所がiPS細胞を使った研究を進めている。ヤンバルクイナなど4種で作製に成功し、鳥インフルエンザへの弱さや鉛中毒の影響を調べる。
奈良県立橿原考古学研究所で、7世紀末の三ツ塚古墳群から出土した黒漆塗り革袋「飛鳥のポシェット」の復元品が公開されている。石川県輪島市の漆工房が被災しながらも、1300年前の技法に挑み、能登復興への思いを込めた。
大阪大学などの研究グループが、iPS細胞から作った心筋細胞を重症心不全患者に移植する世界初の臨床研究を開始すると発表した。2026年度中の実施を目指す。
京都大学がiPS細胞を使ったアルツハイマー病の治療薬開発を目指す臨床研究を始めることが分かった。患者由来のiPS細胞から作った神経細胞で薬の効果を確認する。
京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授らのチームが、iPS細胞から作製した細胞を移植する新しい治療法の開発に成功した。この成果は「ノーベル賞級」と評価され、再生医療への応用が期待される。
京都大はノーベル化学賞を受賞した北川進特別教授が開発した金属有機構造体(MOF)をモチーフにしたクリアファイルを一般販売している。売り上げの一部は研究支援に充てられる予定で、秋ごろにはハンカチの販売も予定している。
重症心不全患者に対し、iPS細胞から作った心筋細胞シートを心臓に貼る再生医療が今年、条件・期限付きで承認された。開発を率いた澤芳樹・大阪大特任教授が、治療の狙いや課題を語った。
住友ファーマの木村徹社長は、世界初のiPS細胞由来パーキンソン病治療薬「アムシェプリ」の承認後、本承認に向けたデータ収集や医療機関の体制整備など、事業化への挑戦が本番だと語る。
iPS細胞から作ったドーパミン神経細胞を脳に移植するパーキンソン病治療が保険診療の段階に入った。研究を率いる京都大の高橋淳教授は、これを「バージョン1」と位置づけ、今後も改良を続ける必要性を強調した。
2006年に誕生したiPS細胞。作製に成功した京都大の高橋和利准教授が、山中伸弥教授の下での研究開始から、4個の遺伝子導入という偶然の発見に至るまでの舞台裏を語った。
山中伸弥・京都大教授は、iPS細胞の作製成功から20年を迎え、パーキンソン病と重症心不全の治療製品が条件・期限付き承認を受けたことを「マラソンに例えれば、ようやく中間点」と語る。真の勝負はこれから始まる。
iPS細胞を使うパーキンソン病治療薬「アムシェプリ」と心不全治療薬「リハート」が条件・期限付き承認を受け保険適用に。7年の期限で効果を検証し本承認を目指す。
iPS細胞は皮膚や血液の細胞に特定の遺伝子を働かせて初期化し、神経や心筋など多様な細胞に変化できる状態に戻した細胞。再生医療や創薬での活用が期待され、受精卵を使わない点が特徴。
山中伸弥・京都大教授は、iPS細胞の次の20年について「主役は企業に移る」とし、米中との競争を意識しつつ、国内開発と適正価格の重要性を強調した。
読売新聞オンラインは2026年8月3日午前5時、連載「スキャナー」でiPS細胞の作製から20年を機にした特集記事を公開。iPS医療は産業化がカギとなり、収益を研究へ再投資する好循環を生み、世界市場での競争力を強化することが課題としている。記事は「読者会員」と「読者会員(家族)」限定。
大阪市内で保護されたニホンジカ「シカやん」のDNA分析により、奈良公園を中心とする地域のシカと遺伝子型が一致したことが判明。野生動物の行動範囲解明に貢献する手法を紹介。
京都大学の研究グループが、iPS細胞から精子のもととなる細胞を作製することに成功。不妊治療や生殖医療への応用が期待されるが、倫理的な課題も浮上している。