東野圭吾さん死去 直木賞受賞時の言葉を改めて
作家の東野圭吾さんが死去した。20年前の直木賞受賞会見で「本嫌いだった少年が面白く読める小説を書き続けたい」と語っていた。少年時代の読書体験が創作の原点に。
作家の東野圭吾さんが死去した。20年前の直木賞受賞会見で「本嫌いだった少年が面白く読める小説を書き続けたい」と語っていた。少年時代の読書体験が創作の原点に。
直木賞作家・林真理子さんが新刊『80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間』で15万部突破。日大理事長や文芸家協会理事長を退任し、今後の執筆意欲を語った。
「スモーキングルーム」第305回。ザックは煙に掌大のジオード(内部に煙水晶)を手渡し、「寂しいなら会いに来て」と言ってホテルを去る。夜、煙は遺失物の部屋で金ボタンと話し、自分とザックの類似と差異について思いを巡らせる。煙は贈られた石の曖昧な色合いを見つめる。
中島健人が26日、東京・有明ガーデンシアターでLIVE TOURを開催。ファンからの「若君」コールに応え、TVアニメ『逃げ上手の若君』第2期OP曲「鬼事」を和装で初披露した。
エジプトの日本文学研究者ヘバ・バクルさんとモンゴルの翻訳家オチルフウ・ジャルガルサイハンさんが早稲田大学で対談。両国の日本文学翻訳事情や文化の伝え方について語り合った。
ドミニク・チェン氏が評する『デザイン理論 問題解決と未来構想の先へ』は、人間がデザインしたものにデザインし返される実存的な問題を扱う。温暖化や戦争、格差など「厄介な問題」に直面する時代、20世紀以降の理論を俯瞰し、技術哲学からウェルビーイング、アクティビズムまで多彩なキーワードで実践の現在地を照らす。
北川敬三著『フォークランド戦争』を歴史学者・君塚直隆が評する。無人機やドローンが登場する現代でも、戦争の勝敗を決めるのは「人材の質」であると指摘。作戦術の5つのレベルから読み解く。
ブッカー賞受賞作『預言者の歌』を脳科学者の恩蔵絢子氏が評す。内戦で次々と家族を奪われる理不尽な喪失体験が、コロナ禍での面会禁止など近年の日本にも通じる普遍的な感情を描く。
第2次世界大戦後、1万4000人の日本人がモンゴルに連行され約1700人が死亡。シベリア抑留より高い死亡率にもかかわらず、日本政府の対応は不十分だった。ジャーナリスト井手裕彦氏が遺族に死亡記録を届ける「鎮魂の書」。
『死って、なんだろう? 子どもたちからの38の質問』は、死について教えるのではなく、一緒に考える姿勢が魅力。世界中の子どもの疑問に、歴史や文化、哲学を交えながら静かに問いかける。
石田夏穂の小説集『わたしを庇わないで』を新川帆立が書評。スローガンでは解決しない現実に対峙する主人公たちを乾いたユーモアで描き、現代ハードボイルド小説のフロントラインと評価する。
中沢新一の新刊『いま、ここにある神話』を人類学者・奥野克巳が評する。量子力学やメタバース、大食い番組、出川哲朗の旅など現代の諸現象に脈打つ神話的思考の活力を描き出す。
夏目漱石と正岡子規が共に過ごした下宿「愚陀佛庵」が松山市に再建され、記念式典が開かれた。小説「坊っちゃん」発表120年の節目に合わせ、市が文学のまちの拠点として整備した。
鳥取県大山町のアーティスト福留信子さん(54)の抽象画「めぐりめぐる」が「NY公募展2026春夏」で優秀賞を受賞。更年期の心身変化をテーマにした作品で、米子市の喫茶店で個展を開催中。
味の素特別顧問・山口範雄氏が愛読する『正法眼蔵』。学生時代に出合い、道元の思想に共感。特に「現成公案」を好み、独自の解釈で「ありのままの生を生ききる」ことの大切さを語る。
オリックス・シニア・チェアマンの宮内義彦氏が大佛次郎の『天皇の世紀』全10巻を読み終えた達成感を語る。明治維新期の新政府の脆弱さと、天皇のカリスマ性による求心力維持の重要性を指摘。現在の経済混乱に通じる教訓を考察する。
加賀藩二代目藩主・前田利常は、鼻毛を異様に伸ばしていた。家臣たちがたしなめようとしたが、そこには「仮痴不癲」という深い意図があった。中国古典研究家の守屋淳氏が解説する。