カテゴリー : 文学


草間彌生さん死去、97歳 水玉と網目で世界を魅了

前衛芸術家の草間彌生さんが死去した。97歳だった。水玉や網目をモチーフに、世代や国境を超えて支持を集めた。少女時代の幻覚や幻聴に悩まされながらも、「病を克服するために芸術を続けてきた」と語っていた。

正岡子規の新出句2句発見、明治31年の歳旦帳に記載

俳人・正岡子規の新出句2句が子規庵保存会の調査で見つかった。明治31年の正月に弟子たちが記した歳旦帳に書かれており、うち1句はたこ揚げの思い出を詠んだとみられる。9月2日から東京・台東区の子規庵で公開される。

消失の石標をお初天神に再建 松浦武四郎が奉納

幕末の探検家・松浦武四郎が奉納し、その後消失していた石標が、大阪市北区の露天神社(お初天神)に再建された。武四郎の生誕地・三重県松阪市の有志でつくる実行委員会が浄財を集め、再建第1号となった。

指揮者の生涯描く初の大河小説、瀧羽麻子さん

5歳で音楽に魅了され、指揮者として75年にわたり音楽に全てをささげた男性の生涯を描く大河小説『我らが音楽に祝福あれ』を、作家の瀧羽麻子さんが刊行。デビュー20周年を前に、長年の憧れだった大河小説に初挑戦した。

想像と創造の世界へ『驚異の隠し部屋』評

人の想像力と創造力の際限なさを実感できる一冊。古代エジプトの王墓から禁酒法時代のもぐり酒場まで、人目を避けた建物に秘められた物語を17章で紹介。読者を時空を超えた迷宮へ誘う。

『水の世界史』書評:人類と水の格闘の歴史

ジュリオ・ボカレッティ著『水の世界史』(今西康子訳、白揚社・3520円)をジャーナリスト三好範英氏が評する。水との格闘が国家形成や産業発展を促した歴史を、豊富な事例で描く骨太な書。

ネット世論の構造を人類学的視点で解く書評

電子メディアがもたらした「地球村」が、なぜ炎上や分断という「村社会」の暗黒面を引き起こすのか。木村忠正著『ネット世論の構造』は、人類の根源的性質とIT企業の仕組みを分析し、処方箋を示す。

『曖昧な弱者の時代』書評 分断の構図を分析 西野智紀氏

社会学者・伊藤昌亮氏の著書『曖昧な弱者の時代』を書評家・西野智紀氏が評する。ひろゆき人気や石丸現象など近年の社会・政治トピックを題材に、「曖昧な弱者」と「明白な弱者」の対立構造を分析し、両者を包摂する出口を探る。

8月30日朝刊「本よみうり堂」で紹介する新刊10冊

2026年8月30日(日曜)朝刊の「本よみうり堂」で紹介予定の本が発表された。三浦しをん『夜の恩寵』や加藤幸男『才能に頼らない こども将棋上達法』など10冊をラインナップ。予定は変更される場合がある。

靖国参拝と「からごころ」 死者への祈りは理屈に先立つ

終戦の日に靖国神社へ参拝する筆者が、3年前に社報「靖国」へ寄せたコラムを振り返り、参拝をめぐる言説の変化のなさに憤りをにじませる。伝統や文化が魂にしみ込んだ存在としての死者への祈りを静かに見守る姿勢の大切さを訴える。

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