草間彌生さん死去、97歳 水玉と網目で世界を魅了
前衛芸術家の草間彌生さんが死去した。97歳だった。水玉や網目をモチーフに、世代や国境を超えて支持を集めた。少女時代の幻覚や幻聴に悩まされながらも、「病を克服するために芸術を続けてきた」と語っていた。
前衛芸術家の草間彌生さんが死去した。97歳だった。水玉や網目をモチーフに、世代や国境を超えて支持を集めた。少女時代の幻覚や幻聴に悩まされながらも、「病を克服するために芸術を続けてきた」と語っていた。
文芸時評9月号は『文学界』を俎上に、血の池地獄のイメージとともに広まった月経禁忌を、天地開闢の気宇壮大さで語りなおす。田中ひかる『生理用品の社会史』も紹介。
朝刊1面「朝の詩」の7月月間賞は、大阪市天王寺区の松井詔子さん(73)の「だって」(7月14日掲載)に決定。選者の八木幹夫氏は「言葉の奥行き、多様性に新しい視点を提供」と評価。
大津市を舞台にした小説「成瀬は天下を取りにいく」の主人公・成瀬あかりをデザインしたマンホール蓋第2弾が、西武百貨店大津店跡地のマンションに設置された。新潮社と管理組合が市に寄贈した。
読売新聞オンラインで「グリモワール 第176回 小川哲」が2026年8月26日05:00に公開。本記事は読者会員および読者会員(家族)限定で閲覧可能。登録方法やサービス内容も案内。
俳人・正岡子規の新出句2句が子規庵保存会の調査で見つかった。明治31年の正月に弟子たちが記した歳旦帳に書かれており、うち1句はたこ揚げの思い出を詠んだとみられる。9月2日から東京・台東区の子規庵で公開される。
幕末の探検家・松浦武四郎が奉納し、その後消失していた石標が、大阪市北区の露天神社(お初天神)に再建された。武四郎の生誕地・三重県松阪市の有志でつくる実行委員会が浄財を集め、再建第1号となった。
埼玉県草加市は9月1日、民俗信仰組織「大山講」の道中でお神酒を運ぶ道具「神酒枠」4基を市歴史民俗資料館で初公開する。2基は江戸時代・天保年間の製作で製作者も判明し、文化財として価値が高い。
読売新聞オンラインで、小川哲氏の連載「グリモワール」第175回が2026年8月25日に公開された。本記事は読者会員限定で、購読者向けの登録で閲覧可能。
第62回谷崎潤一郎賞の選考会が24日に開かれ、いしいしんじさん(60)の「チェロ湖」(新潮社)が選ばれた。副賞は100万円。4世代が湖のほとりで過ごした100年間を描く900ページ超の大作で、贈賞式は10月20日に都内で行われる。
『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズが40周年を迎え、7月に第6作『おれのなまえはイッパイアッテナ』が刊行された。作者の斉藤洋さん(74)は、イッパイアッテナの生い立ちを描いた前日譚について語る。
2026年8月の文芸月評は、読み、書くことと向き合う作品を紹介。「善き物語」をめぐり、先人への応答としての批評を考察する。読売新聞の読者会員限定記事。
5歳で音楽に魅了され、指揮者として75年にわたり音楽に全てをささげた男性の生涯を描く大河小説『我らが音楽に祝福あれ』を、作家の瀧羽麻子さんが刊行。デビュー20周年を前に、長年の憧れだった大河小説に初挑戦した。
人の想像力と創造力の際限なさを実感できる一冊。古代エジプトの王墓から禁酒法時代のもぐり酒場まで、人目を避けた建物に秘められた物語を17章で紹介。読者を時空を超えた迷宮へ誘う。
ジュリオ・ボカレッティ著『水の世界史』(今西康子訳、白揚社・3520円)をジャーナリスト三好範英氏が評する。水との格闘が国家形成や産業発展を促した歴史を、豊富な事例で描く骨太な書。
電子メディアがもたらした「地球村」が、なぜ炎上や分断という「村社会」の暗黒面を引き起こすのか。木村忠正著『ネット世論の構造』は、人類の根源的性質とIT企業の仕組みを分析し、処方箋を示す。
社会学者・伊藤昌亮氏の著書『曖昧な弱者の時代』を書評家・西野智紀氏が評する。ひろゆき人気や石丸現象など近年の社会・政治トピックを題材に、「曖昧な弱者」と「明白な弱者」の対立構造を分析し、両者を包摂する出口を探る。
若手ディレクターが不老因子で注目されるがん研究者に密着。しかし研究成果を揺るがす不正疑惑に行き当たる。テレビ業界のリアルな描写と驚きの結末が読後感を残す長編小説。
SNSが引き起こした銃乱射事件や大量虐殺など現実の惨状を、気鋭のジャーナリストが世界中で徹底取材。SNS企業の無責任な実態を暴く『「いいね!」の裏側で』(白揚社・3520円)を編集者が紹介する。
2026年8月30日(日曜)朝刊の「本よみうり堂」で紹介予定の本が発表された。三浦しをん『夜の恩寵』や加藤幸男『才能に頼らない こども将棋上達法』など10冊をラインナップ。予定は変更される場合がある。
8月23日掲載のよみうり時事川柳(佐藤憲一選)では、「君の名を呼んで戻らぬ」をはじめ、時事を詠んだ読者投稿の川柳を紹介。読者会員限定で全文を閲覧できる。
日本近代文学の先駆者・坪内逍遥の出身地、岐阜県美濃加茂市は22日、演劇人をたたえる「坪内逍遥大賞」を脚本家の三谷幸喜さん(65)に授与した。長年の貢献と新たな表現への挑戦を評価した。
終戦の日に靖国神社へ参拝する筆者が、3年前に社報「靖国」へ寄せたコラムを振り返り、参拝をめぐる言説の変化のなさに憤りをにじませる。伝統や文化が魂にしみ込んだ存在としての死者への祈りを静かに見守る姿勢の大切さを訴える。
夏休みの宿題で絵日記を描いた人も多いのでは。今回のテーマは「日記」。フィクションからノンフィクションまで、日々の幸せや胸の内の苦悩をつづった6冊を、書店員3人が紹介する。