平城京の八条大路跡を確認、轍や牛の足跡も 遷都後に造営か
奈良市の平城京跡で、京内の東西を結ぶ八条大路跡がみつかった。橿考研が10日発表。8世紀前半の施工とみられ、遷都当初は南辺域が未完成だった可能性が高い。
奈良市の平城京跡で、京内の東西を結ぶ八条大路跡がみつかった。橿考研が10日発表。8世紀前半の施工とみられ、遷都当初は南辺域が未完成だった可能性が高い。
岐阜県関市出身の江戸時代の俳人・広瀬惟然の生涯を描いた絵本が出版された。郷土史家の堀野慎吉さんが制作し、地元の図書館などに200冊が寄贈された。6日には朗読会も開かれる。
佐賀県小城市は、三日月町の土生遺跡で弥生時代の小型の鞴(ふいご)の羽口が見つかったと発表した。国内で初期青銅器生産に関連する小型の羽口が確認されたのは初めて。
三重県尾鷲市で「熊野の自然信仰」と題した講演が開かれ、熊野市文化財専門委員長の三石学さんが巨岩や大滝が信仰の対象となった歴史を解説した。関連の企画展は9月27日まで開催中。
佐賀市の県立博物館で、七ヶ瀬遺跡の発掘成果を中心に弥生時代の出土品を展示するテーマ展「鏡・玉・剣―七ヶ瀬遺跡と佐賀の弥生首長墓―」が開催中。弥生時代後期の県内最大規模の墓地遺跡で、鏡・玉・刀剣がセットで出土した。
岐阜県関ヶ原町の不破関跡で、奈良時代半ばの六角形とみられる建物跡が見つかった。名古屋大の梶原教授は「非常に珍しい」と話す。調査は最終年度を迎え、報告書を今年度末にまとめる。
静岡県富士市の国史跡「浅間古墳」で、4世紀の築造当時の葺石が崩れずに発見された。富士山噴火のスコリアが約80センチ堆積し、当時の姿を保護していた。東海地方最大級の前方後方墳で、2026年から発掘調査が進められている。
奈良時代の不破関跡(関ヶ原町)で、同時代では珍しい六角形とみられる建物跡が発見された。2023年度に始まった調査の最終年度で、8月30日に現地説明会が開かれる。
猫がうずくまった姿に見える奈良県御所市の「ネコ塚古墳」で、存在しないとされてきた周濠や外堤、築造当時の葺石が出土した。被葬者は葛城襲津彦の重臣とされ、墳丘周辺の調査でその実態が明らかになってきた。
自由民権運動で知られる板垣退助の前半生に焦点を当てた企画展が高知市の県立高知城歴史博物館で開催中だ。直筆の手紙やルイ・ヴィトンのトランクなど約120点が展示され、幕末の動乱をどう生き抜いたかを紹介する。9月6日まで。
兵庫県が航空機によるレーザー測量データを基に作製した高精度の地形図を一般公開し、山城の跡とみられる起伏の特定が進んでいる。これまで史料や地名を頼りに探していた城館跡を地図上で見つけられるようになり、県内で新たな発見が相次いでいる。
弘前城で23日、石垣積み直しのため移動させた天守を元の位置に戻す「曳戻し」体験会が開かれ、抽選で選ばれた約1000人が重さ約400トンの天守を引っ張った。
三重県明和町の国史跡「斎宮跡」で22日、現地説明会が開かれ、県内外から約170人が参加。発掘調査で見つかった2メートル超の柱穴や敷石遺構などが公開され、考古学ファンらがその規模に驚きの声を上げた。
長崎県松浦市の鷹島海底遺跡で、元寇船の泥の中から矢の末端部分が見つかった。奈良文化財研究所は南宋で使われた弩の矢と特徴が一致し、元が南宋の武器を日本侵攻に転用したことを裏付ける貴重な発見だとしている。
静岡県富士市の国指定史跡・浅間古墳で、4世紀後半~7世紀の富士山噴火の噴出物が崩れた葺石を覆った状態で見つかった。築造から最大250年ほどの間に崩れた葺石が当時のまま封じ込められ、築造当時の墳丘構造や外観が明らかになる可能性が高いという。
滋賀県長浜市の長浜城歴史博物館で、豊臣秀吉・秀長兄弟を支えた長浜ゆかりの武将らを紹介する企画展が開催中。石田三成・正澄兄弟の資料も公開され、秀吉の朱印状などが展示されている。9月27日まで。
山口県防府市の東山口信用金庫本店で、クワガタやカブトムシの展示会が開催中。世界最長のギラファノコギリクワガタやヘラクレスオオカブトなど9種類の生体、約30種類の標本が並ぶ。8月20日まで無料。
東北大の研究チームが、北辰一刀流開祖・千葉周作の出生地が宮城県気仙沼市だったと記した新史料を発見。弟子の日記で判明し、庶民剣士の存在を示す貴重な史料と評価される。
奈良県葛城市の三ツ塚古墳群から国内初出土の7世紀後半の黒漆塗り皮袋が復元され、橿考研が7日発表。唐からもたらされた可能性も指摘され、飛鳥時代の国際交流を示す貴重な工芸品として注目。橿考研付属博物館で8日から特別公開。
南相馬市原町区の国指定史跡・泉官衙遺跡で、奈良時代の郡役所の中心施設「郡庁院」の復元建物が完成し、一般公開が始まった。発掘成果に基づき南殿と掘立柱塀を再現し、県内初の同時代建造物復元となった。一般公開初日の1日は、夏休み中の多くの親子連れら約100人が訪れ、市教委職員の解説に耳を傾けた。
夏休みの自由研究に役立ててもらおうと、津市埋蔵文化財センターで企画展「ミニチュア考古博物館~埴輪編~」が開催中だ。稲葉5号墳から出土した鶏形埴輪2点と、県内各地で出土した人物や動物の埴輪ミニチュア11点を展示。鶏は時を告げる象徴で、死者の再生を願って置かれたとされる。8月31日まで、入場無料。
奈良県明日香村のキトラ古墳にある国宝壁画「白虎」の一般公開が1日、「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で始まった。世界文化遺産「飛鳥・藤原の宮都」の登録後初めての極彩色壁画公開で、1回約15人ずつ約10分、ガラス越しに見学できる。無料で30日まで。事前申し込みが必要だが、空きがあれば現地でも受け付ける。
ブルガリアのドナウ川で、干ばつと熱波による水位低下で川底からマンモスの骨が見つかった。地域歴史博物館の館長が30日、AFPに明らかにした。氷河期に生息したケナガマンモスの可能性が高く、若い個体のものとみられる。専門家はこれまでに下顎骨、牙の一部、肩甲骨の一部、関節頭のついた大腿骨を確認した。
エルサルバドル文化省は21日、首都郊外で約3000年前の人骨が見つかったと発表。同国西部のチャルチュアパ遺跡との類似点が注目され、最古の人身御供の証拠と関連する可能性がある。
ジオパークに認定されている佐渡島の見所を紹介する市民講座が11日、佐渡市両津地区で開かれた。参加者はガイドの案内で岩場を散策し、地形や歴史への理解を深めた。
エジプトで発見された胎児のミイラが、これまでに知られている中で最古のものである可能性が出てきた。ミイラは紀元前1世紀ごろのものとみられ、胎児が子宮内でとった姿勢を保ったまま保存されていた。