カテゴリー : 文学


鉄道沿線の今昔を収めた写真集『ディスカバード・ジャパン』評

写真家・大木茂氏の最新写真集『ディスカバード・ジャパン 鉄道沿線に見るこの国の姿、今昔』が刊行。1960~70年代の蒸気機関車の白黒写真と、2016年から2024年に同じ場所・アングルで撮影したカラー写真を対比。近現代史研究者の辻田真佐憲氏が評する。

清朝が中国にもたらしたものとは?岡本隆司著書評

岡本隆司氏の新著『清朝は、「中国」に何をもたらしたか アヘン戦争』を君塚直隆教授が書評。アヘン戦争後も清朝は華夷秩序を維持し、因俗而治の統治手法を用いた。現代中国の国民国家形成への「革命」は続いており、香港の一国二制度もその延長線上にあると論じる。

森茂暁『南北朝時代』書評:動乱と創造の時代

南北朝研究の第一人者・森茂暁氏が、実利優先で大転換の時代と捉える南北朝時代をオーソドックスに叙述。皇統分裂から室町幕府内紛、地方動乱、和睦交渉までを解説し、動乱が創造の時代であったと結論づける。

朝倉かすみさん「けんぐゎい」で直木賞、小樽出身

小樽市出身の朝倉かすみさん(65)の初時代小説「けんぐゎい」が直木賞に決定。3度目のノミネートで初受賞。江戸時代を舞台に、あばた顔の女性ふゆの生きざまを描く。道内書店では受賞を祝う動きが広がっている。

泉鏡花の校正刷り1000点超、岩波書店から記念館に寄贈

泉鏡花の校正刷りや直筆原稿など1000点以上が岩波書店から金沢市の泉鏡花記念館に寄贈された。校正刷りは小説・戯曲301点に及び、全作品の9割以上をカバー。表現にこだわった鏡花の創作過程を解明する貴重な資料群。

令和大ゴッホ展 83歳女性の感涙旅行記

23年前に父と訪れたフランス・アルルのカフェテラス。再びゴッホの「夜のカフェテラス」と対面した83歳の女性が、家族の支えで実現した東京での感涙旅行をつづる。

記憶の小径:母と歩いた畑道の光景がよみがえる

隣接市の書店からの帰りに、初めて通る小径で農家の庭を見た瞬間、幼い頃に母と歩いた畑道の記憶が鮮明によみがえった。舗装されていない道、畑や林が広がっていた昔の風景を思い出そうと歩き続ける筆者の姿を描く。

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