カテゴリー : 裁判


個人情報保護委員会の独立性と透明性の課題

改正個人情報保護法が成立し、AI開発や統計目的での同意なしの個人情報提供が可能に。政策立案を担った個人情報保護委員会の独立性と透明性について、憲法学者の沼本祐太氏が課題を指摘する。

善通寺市の電子投票、期日前投票が前回の22倍に

香川県選管は、知事選の期日前投票開始後3日間の投票者数を発表。県内初の電子投票を導入した善通寺市では、前回選の同時期と比べ約22倍の900人が投票した。県選管は「電子投票が話題になったことも一因では」と話す。

「育休理由に勤務改善要求却下は違法」福岡市立中学教諭が提訴、休憩時間ゼロの実態も

福岡市立中学の教諭が、休憩時間ゼロの勤務実態の改善を求めた措置要求を、育児休業を理由に却下されたのは違法だとして福岡市を提訴した。給食後の昼休み30分と帰りの会後の15分の計45分が休憩時間とされるが、実際はゼロだった。原告の北畑裕也教諭(32)は「育休をきっかけに働く人の権利救済の扉を閉ざしてよいのか」と訴えている。

買収防衛策の従業員買収で会社に巨額損失、ユニゾホールディングス元社長に29億円超の賠償命令 東京地裁が判決

買収防衛策として実施した従業員買収(EBO)をめぐり、民事再生中の不動産会社ユニゾホールディングスが元社長に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は7月24日付で、小崎哲資元社長に29億円超の賠償を命じた。貸し付けの推進が倒産の重要な原因の一つになったと判断した。弁護側は7月31日付で控訴した。

最高裁判所の人事記事(8月2日付)読者会員限定公開 購読者は無料登録で閲覧可能

最高裁判所の人事に関する読売新聞オンラインの記事(2026年8月2日付、午前5時配信)は、読者会員限定で公開されている。閲覧には読売新聞購読者が無料登録できる「読者会員」や同居家族向けの「読者会員(家族)」への登録が必要。家族は3人まで登録でき、紙面ビューアーなどの機能も利用できる。

看護師3人の解雇・配置転換は無効、2000万円支払い命令 大阪地裁堺支部

堺市の障害者支援施設「ベルデさかい」の看護師3人に対する解雇・配置転換を巡り、30日の判決で大阪地裁堺支部は「職場の秩序を乱す行為とは認められない」として無効と判断し、運営法人「三篠会」に計約2000万円の支払いを命じた。解雇された看護師は職場改善を求める要望書を提出し、2人は配置転換されていた。

旧ビッグモーター、車検不適合の高級外車販売で賠償命令 慰謝料など27万円

愛媛県新居浜市の男性(52)が中古車販売大手WECARS(旧ビッグモーター)に約290万円の損害賠償を求めた訴訟で、松山地裁西条支部は30日、車検に適合しない高級外車の販売を債務不履行と認め、慰謝料など約27万円の支払いを命じた。男性は2024年7月に西条店で購入し、納車後のマフラー不適合が発覚していた。

生活保護費の引き下げは違法、大阪高裁が大津市の受給者7人の減額処分取り消し認める 国への賠償請求は退ける

生活保護費の基準額引き下げをめぐる控訴審で、大阪高裁は30日、減額処分は違法として大津市の受給者7人の請求を認める判決を言い渡した。一方、国への賠償請求は退けた。高裁は物価変動率のみを指標にした改定について「専門的知見との整合性を欠く」と指摘し、厚生労働相の判断に裁量権の逸脱または乱用があったと結論付けた。

アスベスト訴訟、8社に賠償命令 大阪地裁

建設現場でアスベストを吸引し肺がんなどを発症した元労働者ら61人が建材メーカー12社を訴えた訴訟で、大阪地裁は8社の賠償責任を認め、計約4億5000万円の支払いを命じた。

SNS投稿で在日コリアン女性の名誉毀損、添田詩織・泉南市議に88万円賠償命令

大阪高裁は29日、SNSで自身の親族の経歴に触れる投稿をされたとして、大阪市の在日コリアン女性が泉南市議・添田詩織氏に550万円の賠償を求めた控訴審で、1審判決を変更し88万円の賠償を命じた。谷口安史裁判長は政治家の影響力を考慮し33万円増額。ヘイトスピーチには当たらないとした。

ハンセン病元患者家族補償金不支給訴訟、福岡地裁が訴え退ける

福岡地裁は29日、ハンセン病の元患者家族への補償金不支給決定の取り消しを求めた沖縄県と熊本県の男性ら計7人の訴えを退けた。補償法は元患者の子や孫などに限定し、事実上の親族関係は認められないと判断した。原告側は養子縁組の時期などを理由に補償対象外となり、不支給決定の取り消しを求めていた。

「改姓の苦しみ」訴え 札幌地裁で事実婚夫婦が証言

婚姻時に夫婦別姓を選べない民法規定は憲法違反として、札幌市の事実婚夫婦が国に損害賠償を求めた訴訟の本人尋問が29日、札幌地裁であった。原告の女性は改姓の苦しみを、男性は妻に選択を押しつけた悔いを証言し、法制度の不平等を訴えた。事実婚に移行し、共に原告となった夫妻は、法制度を放置する国を批判した。

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