中古車販売大手「WECARS」(旧ビッグモーター、東京)が車検に適合しない高級外車を販売したとして、愛媛県新居浜市の男性(52)が約290万円の損害賠償を求めた訴訟で、松山地裁西条支部は30日、同社に約27万円の支払いを命じた。
「債務不履行」と認定
佐々木愛彦裁判官は「車の売買契約では特段の事情がない限り、車検に適合する車を引き渡す債務を負う」と指摘。「納車時に装着されていたマフラーは車検に適合せず、債務不履行があった」と判断した。
判決によると、男性は2024年7月、西条市の同社西条店で外車を約290万円で購入。納車後、マフラーが社外品で車検に適合しないと判明し、同店が同年10月に無償でマフラーを付け替えていた。
慰謝料など27万円
裁判所は慰謝料10万円のほか、マフラーと接触していたバンパーの修理費約14万円などを損害として認めた。



