障害者支援施設の看護師3人、解雇・配置転換は無効と判断 大阪地裁堺支部が運営法人に2000万円支払い命令
看護師3人の解雇・配置転換は無効、2000万円支払い命令 大阪地裁堺支部

堺市の障害者支援施設「ベルデさかい」に勤めていた看護師3人が、施設の運営法人「三篠会」(広島市)を相手取り、未払い賃金や慰謝料を求めた訴訟で、大阪地裁堺支部は30日、解雇と配置転換を無効とし、運営法人に対し3人に計約2000万円を支払うよう命じた。判決は横田昌紀裁判長が言い渡した。

判決によると、看護師3人のうち1人は2018年頃から職場改善を求める要望書を上司に提出。残る2人も職場の改善を求め、施設側に伝えていた。運営法人は2023年5月、要望書の提出を含めた看護師の行為について「非常識かつ度を越している」などとして1人を解雇し、残る2人を「業務上の理由」として配置転換していた。

「職場の秩序を乱す行為とは認められない」

判決で横田裁判長は、解雇された看護師の行為について「職場の秩序を乱すような行為とは認められない」などと指摘し、解雇権の乱用にあたると判断。配置転換については「不当な動機を持ってなされたものと認めるのが相当」とした。

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