スモーキングルーム第319回:金ボタン、空港で煙の影
金ボタンは手巻き式腕時計を外し、煙に預けようとするが、昨夜の煙の言葉を思い出し、時計をつけ直す。美丈夫から帽子を受け取り、抱擁を交わす。空港で煙草を吸い、搭乗口へ向かう途中、ハンカチを拾い、ふと煙の姿を見る。
金ボタンは手巻き式腕時計を外し、煙に預けようとするが、昨夜の煙の言葉を思い出し、時計をつけ直す。美丈夫から帽子を受け取り、抱擁を交わす。空港で煙草を吸い、搭乗口へ向かう途中、ハンカチを拾い、ふと煙の姿を見る。
詩人茨木のり子の生誕100年を記念した講演会が8日、名古屋市中村区で開かれた。研究者の熊谷誠人さんが、西尾市での少女時代の体験が「詩人としての核を作った」と語った。
金ボタンは、ホテルの一室が常に鍵がかかっていない理由を問う。煙は「必要ないから」と答え、この部屋は誰にでも開かれているべきだと語る。最も大切なものは携帯していると鍵束を示す。
ノーベル文学賞受賞作家クラスナホルカイ・ラースローの『サタンタンゴ』は、社会主義末期ハンガリーの寂れた集落で救済を待ちながら踊る人々を描く。構成と文体が独特のステップを踏む現代的な小説。
歴史学者の倉本一宏氏が『世界女帝事典』を評する。日本史・東洋史・西洋史の大家が編み、79名の執筆者が各国の女性君主を解説。日本中心の歴史観への反省を促す一冊。
ノンフィクション作家の小林文乃さんが、硫黄島の遺骨収集を追うルポ、パラオの先住民を描く作品、アランの反戦論の文庫3冊を紹介。慰霊の夏に、新たな視点で戦争を捉え直す。
中上健次が生誕80年を迎えた。紀州を舞台にした濃密な作品群は今も読者を増やし続け、若い作家や研究者にも影響を与えている。ゆかりの地・新宮を訪ね、その文学の魅力に迫る。
宇都宮市のオリオン通りの近く、小さなビルの2階に約1万枚のレコードをそろえる「スノーキーレコード」がある。店主の竹沢政明さんは、音楽で暮らしに寄り添いたいと願い、店の奥にはバーとライブスペースも設けた。
ピアニスト西村由紀江がデビュー40周年を記念し、全42曲収録のベストアルバム『ALL TIME BEST』を発売。過去のアルバムから各1曲を選び、新曲2曲を追加。AI活用の動画も話題。
上方落語家の林家染丸さんと門弟一同による書籍「上方落語 笑われて あと心地よき 寄席囃子」が刊行された。染丸さんのエッセーや「染丸語録」を収録し、8月22日には出版記念公演が大阪市北区の天満天神繁昌亭で開かれる。