84歳男性が語り部デビュー 被爆者減少で「自分がやるしかない」と決意

全国の被爆者が過去最少の9万1105人となり、証言の担い手が減る中、岡山県玉野市の園田武一さん(84)が6月、語り部デビューした。長年「自分より詳しく覚えている人がいる」と距離を置いてきたが、会員減少で「自分がやるしかない」と決意。島根県でも90歳の佐々木シノブさんが新たに証言活動を始めた。

若者らの年収水増し「ふかし」で住宅ローン3億円詐取、会社役員に懲役4年6月 さいたま地裁

東京都江東区の不動産会社役員の男(37)が、2023年1~10月に複数の男女の源泉徴収票を偽造し、都内の2信用金庫から融資計約3億円をだまし取った事件で、さいたま地裁は31日、懲役4年6月の判決を言い渡した。男は若者らの年収を高く見せる「ふかし」と呼ばれる手口で、首都圏の金融機関に不正なローン申し込みを繰り返していた。

愛知県警、育児の部下にマタハラ発言の警視を減給処分

愛知県警は31日、育児のための部分休業を利用する女性部下にマタニティーハラスメントにあたる発言をしたほか、男性部下に大声で叱責する高圧的指導を繰り返したとして、県警本部所属の40代男性警視を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。女性部下の勤務時間は修正され、不足分の給与も支払われた。

令和8年熊本地震の被災地・宇城市に、今年3月導入の災害用トイレトレーラーと職員4人を山口県防府市が派遣

山口県防府市は30日、令和8年熊本地震で被災した熊本県宇城市の要請を受け、今年3月に導入した災害用トイレトレーラーと職員4人を派遣した。車両には四つのトイレ室があり、それぞれ水洗式の洋式トイレや洗面台を備える。災害時に使用するのは初めてで、職員4人は池田晋・危機管理監から激励を受けて出発した。

熊本地震、イオンモール熊本で従業員1人死亡 オンワードHD発表、2人連絡取れず

熊本県で最大震度7を観測した地震で爆発したイオンモール熊本をめぐり、オンワードHDは30日、従業員1人の死亡を確認したと発表。ほか2人とは連絡が取れていない。同社は施設内に2店舗を出店し、当日は7人が勤務。地震後は全員避難を確認していたが、その後の安否確認で3人と連絡が取れなくなったという。

コンビニ大手ファミリーマート社長、熊本地震の被災店舗を視察 パンや水売り切れで供給網早期復旧を強調

ファミリーマートの小谷建夫社長が30日、熊本地震で被災した熊本県内の店舗を視察し、物流網の混乱による商品不足を受け「一刻も早く供給網を復旧させていく」と強調した。熊本市南区の平成けやき通り店ではパンやカップ麺、水が売り切れ、運営会社幹部が入荷遅れや買いだめの状況を説明した。県内194店のうち22店が休業した。

岡山市北区奉還町3丁目で建物火災、消防車13台出動 白い煙上がる

31日午前11時40分ごろ、岡山市消防局によると岡山市北区奉還町3丁目で建物火災が発生し、消防車13台が出動した。なお、現場は市中心部で、JR岡山駅から北西約500メートルの商店街付近。午後0時57分撮影の写真では白い煙が一帯を覆っており、消防局などがけが人の有無を確認している。

名古屋市で28日の突風、気象台が「ガストフロント」の可能性高いと発表 推定風速約30メートル

名古屋市で28日に発生した突風は、名古屋地方気象台が30日「ガストフロント」の可能性が高いと発表。推定風速は約30メートルで、午後2時10分頃に中川区中郷から名東区極楽にかけて発生し、樹木の枝が折れるなどの被害が出た。暖かく湿った空気や気温上昇で大気の状態が非常に不安定になっていた。

熊本地震で甚大な被害の日本製紙八代工場、煙突折れ8人死亡、勤務していた60代男性があの激しい揺れの恐怖を語る

28日の熊本地震で震度6強を観測した熊本県八代市の日本製紙八代工場では、複数の煙突が折れ、これまでに8人の死亡が確認された。工場内の機器メンテナンスを担当する60代男性は30日、読売新聞の取材に、地震発生時に休憩中、大きな横揺れで体が宙に浮いたことや「まさかあの大きな煙突も折れるなんて」と振り返った。

熊本地震の災害ごみ、仮置き場を開設できたのは3町村のみ…人手不足の自治体も

熊本地震で最大震度7を観測した被災地では、災害ごみの処分が急務となっている。仮置き場を開設予定の12市町村のうち、30日までに設置できたのは3町村のみで、人手不足による遅れが復旧への影響として懸念される。甲佐町では開設され搬入が始まり、氷川町は8月3日、八代市は来週中の開設を目指す。

熊本の災害拠点病院、救急患者が通常の2倍以上に 熱中症など注意

熊本県の災害拠点病院・済生会熊本病院(熊本市南区)は30日、地震後の救急患者受け入れ状況を発表。患者は通常の2倍以上の計176人で、70人が骨折など整形外科、2人が死亡した。避難生活で増える可能性がある熱中症やエコノミークラス症候群への注意も呼びかけていると明らかにした。

信頼できるニュースに触れて…「教育に新聞を」第31回NIE全国大会広島大会が開幕、約1400人参加、31日まで

第31回NIE全国大会広島大会が30日、広島市で開幕し、新聞・教育関係者ら約1400人が参加した。「ニュースとであう 社会とつながる~『自分』を育てるNIE」をスローガンに31日まで開かれる。日本新聞協会の中村史郎会長があいさつし、信頼できるニュースにまず触れてほしいと呼びかけた。

震度7で家が倒壊した熊本県氷川町の男性、避難所ではなく壊れた自宅で夕食をとる理由 火事場泥棒への警戒と10年前の記憶

熊本県氷川町で震度7の地震に遭い、自宅が倒壊した上豊優征さん(33)は、避難所ではなく壊れた家の敷地で母や親族と夕食を囲む。鍵の掛からない家を「火事場泥棒」から守るためだ。出張先の福島県から駆け戻り、「もう笑うしかないですね」と話す。10年前の熊本地震で避難所に疲れた経験もあった。

辺野古沖の研修旅行中ボート転覆で生徒2人死亡、同志社特別調査委が安全配慮義務違反を認定する報告書を公表

沖縄県名護市辺野古沖で3月、研修旅行中の同志社国際高の生徒ら2人が死亡したボート転覆事故で、学校法人同志社の特別調査委員会は報告書をまとめ、同法人の安全配慮義務違反を認定した。辺野古ボートコースを巡る事前調査義務や安全確保義務の違反に加え、安全管理体制の不備、リスク管理体制の機能不全、組織風土への言及もある。

熊本地震で日本製紙八代工場が被災し操業停止、煙突倒壊で9人死亡、国内製紙各社が新聞用紙の供給支援を決定

熊本地震で日本製紙八代工場が操業を停止し、煙突が倒れて9人が死亡した。国内製紙各社は新聞用紙の供給を支援する方針で、日本製紙連合会が各社に呼びかけ準備を進めている。日本製紙は当面、岩沼工場から代替供給する。八代工場は大規模な被害で復旧には時間がかかる見込み。王子ホールディングスや大王製紙も新聞用紙を生産している。

熊本地震の死者34人、避難9450人・断水7万9700戸

熊本県で最大震度7を観測した地震で、県災害対策本部は30日、関連を調査中の死者を含め計34人の死亡を確認したと発表。生存率が低下する発生から72時間が31日夕方に迫る中、捜索が続いている。

辺野古沖転覆事故の第三者委員会が報告書公表 安全管理体制の不備が最大の原因

沖縄県名護市辺野古沖で3月16日に小型船2隻が転覆し、女子生徒1人と船長が死亡、14人が重軽傷を負った事故で、学校法人同志社は31日、第三者委員会の調査報告書を公表。報告書は「安全管理体制の不備こそが本件事故発生の最大の原因」と指摘し、多くの教職員の「想像力の欠如」を「非難免れず、猛省しなければならない」と断じた。

巡視艇の海上保安官3312人が航海日当3700万円過大受給、船長59人懲戒処分

海上保安庁は31日、全国の巡視艇の船長ら海上保安官3312人が2021~24年に航海日当計約3700万円を過大に受給していたと発表した。出航実績を偽るなどした不正請求は約3179万円、誤請求は約522万円。常習的な不正請求に関わった船長59人を懲戒処分とし、全国約9000人を対象に調査した。長官も減給となる。

看護師3人の解雇・配置転換は無効、2000万円支払い命令 大阪地裁堺支部

堺市の障害者支援施設「ベルデさかい」の看護師3人に対する解雇・配置転換を巡り、30日の判決で大阪地裁堺支部は「職場の秩序を乱す行為とは認められない」として無効と判断し、運営法人「三篠会」に計約2000万円の支払いを命じた。解雇された看護師は職場改善を求める要望書を提出し、2人は配置転換されていた。

電動アシスト自転車を免許必要なモペットに改造し運転させた疑い約3年で100台以上、ベトナム人2人逮捕

大阪府警は、電動アシスト自転車を免許やナンバープレートが必要なペダル付き電動バイク「モペット」に改造し、客に運転させたとして、ベトナム国籍の男2人を道路交通法違反容疑で逮捕した。SNSで客を募り、約3年間で100台以上を改造。1台2万~4万円で請け負い、時速30キロほど出たとみられる。

定期検査中の美浜原発3号機で40代作業員が配管から転落し全治3か月のけが

定期検査中の美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)で、40歳代の男性作業員が高さ約3メートルの配管から転落し、全治3か月のけがを負った。関西電力が30日発表し、福井県原子力環境安全管理協議会で報告した。関西電力によると、安全帯のフックを誤って外していた。関西電力は「基本動作を徹底し、再発防止に努める」としている。

福井県教委、坂井高校を「改革先導拠点」に採択 最大33億7000万円の支援で設備充実し人材育成を目指す

福井県教育委員会は、国の高校教育改革のモデルとなる「改革先導拠点」に、坂井高校(坂井市)が採択されたと発表した。今年度から3年間、国から最大33億7000万円の支援を受け、農業・工業・商業・家庭系の4学科で使う学校設備を充実させ、地域産業を引っ張るプロフェッショナル人材の輩出を目指すとしている。

岡山県教委が緊急校長会議 わいせつ事案で懲戒処分相次ぐ 生徒との交際はあり得ず 82校の77人が再発防止

県立学校の教職員による女子生徒へのわいせつ事案で懲戒処分が相次ぎ、岡山県教委は30日、岡山市内で緊急校長会議を開催し、82校の77人が再発防止を考えた。県教委は28日に男性講師と男性実習助手を懲戒免職としており、平松課長は「生徒との交際はあり得ず、合意の上は認められない」と指摘。

とんかつ専門店「小さいや」、「ママ応援キャンペーン」を「夏休みキャンペーン」に変更 性別役割分担の批判で

とんかつ専門店「小さいや」は30日、夏休みの母親を応援する割引キャンペーン「ママ応援キャンペーン」を「夏休みキャンペーン」として誰でも利用できるように変更した。食事は母親が作るものという性別役割分担意識の表れだとSNSで批判されたためだ。一方で、過剰反応だという指摘も出ている。

「Suicaが使えない」クレカ・QRコード専用改札、東京メトロ銀座駅と上野駅に期間限定で設置 関東初

東京メトロは銀座駅と上野駅の一部改札口に、クレジットカードのタッチ決済とQRコードにのみ対応した専用改札機を期間限定で設置する。SuicaやPASMOなどの交通系ICカードと紙のきっぷは利用できず、関東の鉄道事業者では初の取り組みとなる。カードを上部にタッチするか、スマホのQRコードを下部にかざして通過する。

【熊本地震】余震が続くイオンモール熊本で約5時間の救出活動 NPO法人の医師「一人でも多く家族の元に」

地震で7人が犠牲となった熊本県嘉島町のイオンモール熊本。NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの医師・稲葉基高さん(47)は余震が続く中、消防レスキュー隊とともに暗く粉じんが舞い水浸しの施設内に入り、約5時間にわたって救助活動に当たった。救助された1人の死亡確認もあり、「一人でも多く家族の元に」と振り返った。

尾道市上下水道局の官製談合事件 内部調査で市「組織的関与ない」と改めて主張 第三者調査不要に市議から反発

広島県尾道市上下水道局の官製談合事件を巡り、市は30日、市議に内部調査結果を説明。「組織的関与はなく、外部調査の必要はない」と改めて主張した。元管理者が漏えいした回数をめぐる起訴事実と公判陳述の食い違いは「覚えておらず根拠があいまい」と説明したが、議員からは反発の声が相次いだ。

フランス南西部ジロンド県で大規模森林火災 黒焦げの松林に白煙、消防士「世界の終わりのようだ」

フランス南西部ジロンド県で7月下旬から続く大規模な森林火災。28日に記者が消防当局の案内で入った現場では、松林の幹が高さ2、3メートルまで黒く焦げ、白い煙がくすぶっていた。午後2時過ぎの気温は36度。30年近く勤める消防士は「世界の終わりのようだ」と語り、地中にはまだ熱が残っている。

手足口病はなぜ夏に乳幼児の間で爆発的に流行するのか 再感染の仕組みと家庭で実践できる対策のポイントを医師が解説

手足口病は夏に乳幼児を中心に流行するウイルス性感染症です。手のひらや足の裏、口の中に水疱ができ、一度かかっても別の型に感染すれば再発症します。なぜ夏に増えるのか、再感染を繰り返す理由、家庭でできる感染対策を、小児科医の武井智昭先生が詳しく解説します。原因ウイルスの特徴や重症化しやすい子のサインも紹介。

Page 269 of 378