日本近代文学の先駆者として知られる坪内逍遥の出身地、岐阜県美濃加茂市は22日、優れた演劇人をたたえる「坪内逍遥大賞」を脚本家の三谷幸喜さん(65)に授与した。長年にわたる演劇界への貢献と、ジャンルや時代を超えて新たな表現に挑戦してきた活動を評価した。
「人を楽しませることができていると実感」
三谷さんは市内で開かれた授賞式で「人を楽しませることができていると実感できてうれしい」とあいさつした。
坪内はシェークスピア作品を翻訳した。三谷さんも2025年、シェークスピアの「空騒ぎ」を基に、昭和の神奈川県鎌倉市を舞台にした演劇作品「昭和から騒ぎ」を手がけた。
今後の抱負とトークセッション
三谷さんは「今後もシェークスピア作品にこだわって、少しでも坪内先生に近づきたい」と語った。
式典後に開かれたトークセッションでは、選考委員が2人の共通点を挙げた。2人とも自身の作品の関連人物に扮装したことがあるとして写真がスクリーンに映し出されると、会場から笑いが起きた。



