谷崎潤一郎賞にいしいしんじさん「チェロ湖」 4世代100年描く大作
谷崎潤一郎賞にいしいしんじさん「チェロ湖」 4世代100年描く大作

第62回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)の選考会が24日に開かれ、いしいしんじさん(60)の「チェロ湖」(新潮社)が選ばれた。副賞は100万円。

弦楽器に似た湖が語る寓話的世界

受賞作は、ある一家の4世代が弦楽器に似た形の湖のほとりで過ごした100年間を描く、900ページ超の大作。蓄音機の針を湖に垂らすと、一家に起きた出来事を湖が語り出し、寓話的な世界を浮かび上がらせた。

いしいさんは大阪府生まれ。2012年に「ある一日」で織田作之助賞、今年本作で芸術選奨文部科学大臣賞に輝いている。

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選考委員の評価と贈賞式

選考会では「作品の壮大さに圧倒された」「出来事が積み上がって歴史になっていくことを感じさせる作品だ」などと評価された。

贈賞式は10月20日、東京都内で行われる。

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