大津市を舞台にした小説「成瀬は天下を取りにいく」の出版元である新潮社と、マンション「シエリアシティ大津におの浜」管理組合(大津市におの浜)は、「成瀬シリーズ」の主人公・成瀬あかりをデザインしたマンホール蓋を同市に寄贈した。同マンションは小説の舞台の一つである西武百貨店大津店の跡地にあり、シリーズのマンホール蓋設置は2つ目となる。
小説の舞台となった西武百貨店跡地に設置
「成瀬は天下を取りにいく」は「2024年本屋大賞」を受賞。作家の宮島未奈さん(42)が手掛ける成瀬シリーズは、昨年12月に完結編の3作目「成瀬は都を駆け抜ける」が発売された。完結編の発売を記念して、新潮社が第1弾のマンホール蓋を同市に寄贈。今年1月19日、小説にも登場する「ときめき坂」に近い京阪膳所駅、JR膳所駅前に設置された。
第2弾のデザインと設置の経緯
マンホール蓋は直径65センチ、重さ95キロで、耐用年数は30年。第2弾となるマンホール蓋は今月7日、同市に寄贈された。中央にはシリーズ2作目「成瀬は信じた道をいく」のカバーデザインの成瀬が描かれている。
同マンション管理組合の岡村貞之介理事長は「マンションの3周年記念事業の一環として設置を決めた」といい、「マンホール蓋が成瀬ファンの周遊促進や、小説のゆかりの地の活性化につながればうれしい」と話していた。



