自由民権運動で知られる板垣退助(1837~1919年)の前半生を中心に紹介する企画展「猪突猛進!幕末の板垣退助」が、高知市の県立高知城歴史博物館で開かれている。9月6日まで。
幕末の動乱を生き抜いたリーダー像
戊辰戦争の参謀や自由民権運動の指導者などとして活躍した板垣が、幕末の動乱をどのように生き抜き、リーダーになっていったのかを知ってもらおうと同館が企画した。
板垣直筆の手紙や脇差しなど約120点が並ぶ。若い頃の板垣は仲間と悪戯にふけり、19歳の時には「武士にあるまじき行為(詳細不明)」で3年間、城下からの追放処分を受けた。様々な場面で「猪突猛進」ぶりを示す一方で、東京・上野の桜が見頃を迎える時期にも兵学の勉強に励んでいることを知人に報告する手紙も紹介。
現存最古のルイ・ヴィトン製トランクも
そのほか、1882年に渡仏した際に、洋書を持ち帰るために購入したルイ・ヴィトン製のトランクも展示。国内で現存する最古のものとされる。
高木翔太主任学芸員は「板垣がどのような人生をたどったのか、展示している資料とパネルを一緒に見て思いを巡らせてほしい」と話している。
会期中無休。観覧料は一般800円、高校生以下無料。問い合わせは同館(088・871・1600)へ。



