闇バイトで他人のクレカ情報を悪用、スマホ700万円分不正入手の夫婦を逮捕
闇バイトでクレカ悪用、スマホ700万円分不正入手の夫婦逮捕 (11.03.2026)

闇バイトを悪用した大規模なクレジットカード詐欺事件

警視庁は、他人のクレジットカード情報を悪用してスマートフォンを不正購入する「闇バイト」を募集し、応じた人物に安値でフリーマーケットサイトに出品させて買い取ったとして、東京都稲城市に住む自営業の男性(31歳)とその妻で会社役員の女性(31歳)の夫婦2人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの容疑で逮捕しました。同庁の調べによると、2人はスマートフォンなど合計約700万円相当を不正に入手し、店舗に売却していたとみられています。

巧妙な手口で犯罪収益を隠匿

捜査関係者によれば、2人は共謀して2023年秋、SNS上での募集に応じた男女3人に対して、何らかの方法で入手した他人のクレジットカード情報を伝達しました。その後、通販サイトでスマートフォン5台(合計約45万円相当)を不正購入させた上で、「スマートフォンの箱」などとして数千円でフリマサイトに出品させ、女性のアカウントを使用して買い取っていたのです。

実際にはスマートフォンの端末自体が2人の自宅に直接送られており、警視庁は「箱」の購入額が闇バイトの報酬として支払われていたと分析しています。この巧妙な手口により、犯罪収益を得た事実を隠蔽していた疑いが持たれています。

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大規模な闇バイトネットワークの存在

2人の自宅からは、闇バイトの募集に応じたとみられる約150人分の氏名や住所などの個人情報が記録された資料が押収されました。このことから、より大規模な闇バイトネットワークが存在していた可能性が浮上しています。

警視庁の調べに対して、男性は黙秘を続けている一方で、女性は「スマートフォンを売却して得た金銭を生活費に充てていた」と容疑を認めているとのことです。逮捕は3月10日に行われました。

「副業」や「在宅OK」を餌にした勧誘

2人はSNS上で「副業」や「在宅OK」などの魅力的な言葉を用いて闇バイトを募集し、応じてきた人物に対して、他人のクレジットカード情報を提供していました。その後、通販サイトで高額なスマートフォンを購入させ、フリマサイトにわずかな金額で出品させるという一連の流れを指示していたのです。

この事件は、闇バイトを通じた組織的なクレジットカード詐欺が横行している実態を浮き彫りにしました。警視庁は今後も同様の手口に対する捜査を強化し、再発防止に努めるとしています。

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