スカイマークは1日、航空燃料の消費を抑制する「省燃費運航」の取り組みを一層強化すると発表した。中東情勢の悪化に伴い航空燃料価格が高止まりしている状況を受け、運航方法の工夫に加え、乗客への協力依頼も積極的に進める方針だ。
乗客協力による燃料節約
具体的な施策として、駐機中や降機時に窓の日よけを下ろしてもらうことで、直射日光を遮り、冷房に使用する燃料を削減する狙いがある。空調装置の稼働時間を1分短縮するだけで、約1.8キログラムの燃料削減が見込めるという。
地上走行時のエンジン運用改善
また、着陸後の地上走行時には、左右の主翼にあるエンジンのうち片方のみを使用する方法を、今年度中に導入する予定だ。これにより、燃料消費をさらに抑えることができる。
同社は、これらの取り組みはいずれも安全性に問題がないとしている。
これまでの省燃費への取り組み
スカイマークはこれまでも、温室効果ガス削減を目的として、飛行経路の最適化などさまざまな省燃費対策を実施してきた。今回の強化は、さらなる燃料コスト削減と環境負荷低減を目指すものだ。



