中日ドラゴンズ、交流戦好発進も高橋宏斗の不調が懸念材料、ベテラン起用で穴埋めなるか
中日ドラゴンズ、高橋宏斗の不調が懸念、ベテラン起用で穴埋め

中日ドラゴンズは交流戦の開幕カードとして本拠地で楽天イーグルスと対戦し、見事に3連勝を飾った。接戦を制するなど内容の濃い試合が続き、マラー、桜井、金丸の各先発投手が勝利を手にした。続く敵地でのオリックス・バファローズ戦の初戦でも柳が勝ち投手となり、チームは4連勝を達成。大野は敗れたものの完投し、良い流れは維持されたが、3戦目で先発の高橋宏斗が四回途中5失点で降板した点が気がかりだ。

高橋宏斗の不調と再調整

高橋宏斗は走者を背負った場面で投げ急いでいるように見受けられた。変化球が浮き上がり、直球が抜ける場面が目立った。力強い直球であれば高めでも通用するが、変化球は低めに投げ込まなければ勝負にならない。パ・リーグの打者は打てそうな高さの球であればボール球でも積極的に振ってくるため、ことごとく打ち砕かれた。

井上監督は期限を設けずに2軍で再調整させる方針を示した。打破すべき状況にあるため、内容の濃い鍛錬を課すとのこと。見直すべきは投球フォームや球質だけではない。数日間ボールを持たず、徹底的に走り込むことも有効だろう。実力があることは誰もが認めている。どっしりと腰を据え、リセットする気持ちで本来の良さを取り戻してほしい。中心となるべき投手の復調なくして、チームの浮上はあり得ない。

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柳が先発の柱として期待

投手キャプテンの高橋宏斗が不在となる中、先発投手の柱を担うのは柳だろう。開幕投手を務めた今季は、ずっとカードの頭で投げている。実績もあり、脂が乗りきって働き盛りだ。4勝目を挙げた5月29日のオリックス戦では立ち上がりの制球に苦しみながらも、辛抱強く打たせて取る投球を見せた。これは経験のなせる技であり、安定感の面でオールスターゲームに選ばれても不思議ではない。

ベテラン起用の可能性

先発ローテーションの枠が一つ空くことについては、中西の名前が挙がるだろうが、2軍で待機している涌井や松葉もいる。ベテランを起用する手に目を向けても良いと思う。彼らの経験と技術がチームに安定をもたらす可能性がある。

今後の展望

2日からの6連戦では、強打が持ち味のソフトバンクと西武を本拠地に迎える。恐れていては勝負にならない。相手もデータを頭に入れてくるため、打者の性格を考慮した上で逆手に取って球を散らしたり、同じ球を続けたりと極端な組み立てを行うのも面白い戦略だ。

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