千葉県市川市は29日、子育て世帯を支援するための施策を盛り込んだ本年度補正予算案を公表した。主な内容として、保育料の第1子無償化と、子ども1人当たり月額1万5千円を支給する「市川子ども手当」の創設が含まれている。市は2023年10月から第2子以降の保育料無償化を実施しており、今回これを第1子まで拡大する形となる。また、人工干潟造成計画に関連し、設計費2千万円も計上された。
保育料無償化の詳細
保育料無償化には約8億8千万円が予算化された。認可外保育施設を利用する子どもの保護者に対しては、既存の補助制度を見直すことで保育料を補助する。幼稚園に通う満3歳児については、新たに預かり保育補助金を設けて支援する。
子ども手当の概要
子ども手当には約5億4千万円が計上された。対象は市内在住で0歳から小学校入学前の子どもであり、保育料第1子無償化の対象外となることが条件となる。今年9月から3カ月分をまとめて支給する予定だ。田中甲市長は「より多くの子育て世帯に、市川で子育てを続けたいと思ってもらえるようにした」と説明した。
その他の主な施策
人工干潟設計費
JR市川塩浜駅南側の東京湾に、幅100メートル、奥行き50メートルの人工干潟を新設するため、業者への設計委託費として2千万円を計上。2027年度から28年度にかけて工事を予定している。
「パンチくん」のサル山整備
人気者のニホンザル・パンチがいる市動植物園で、サル山などの環境改善事業に7千万円を計上。サル山に日よけを設置し、バックヤードにはサルの休憩スペースを整備する。
指定以外ごみ袋の臨時使用
中東情勢の影響で一部店舗で指定ごみ袋が品薄になっていることを受け、臨時措置として6月1日から30日まで、指定袋以外でのごみ出しを可能にする。使用できる袋は透明または半透明で中身が見えるポリ袋で、市指定袋と同等のサイズ(15~45リットル)であること。燃やすごみの袋には「もやす」、プラスチック製容器包装の袋には「プラ」とマジックなどで記載することが求められる。



