福岡県議会、取材ルール明文化せず 議長「必要ない」
福岡県議会、取材ルール明文化せず 議長「必要ない」

福岡県議会が報道機関に対し、議会棟での取材制限につながる内容の通知を検討していた問題で、蔵内勇夫議長は1日、取材に関するルールも作成しない意向を示した。この日の県議会代表者会議で各会派に、「ルールの明文化は必要ないと判断した。取材を受けることは議会活動の広報に寄与する」と伝えた。自身が所属する自民党会派でもルールを明文化しないと明言した。

問題の経緯と議長の見解

この問題を巡っては、蔵内議長が5月29日、「誤解を招く内容だった」とし、通知の原案の白紙撤回を表明。一方、議会棟での取材のあり方に関しては、改めて議会運営委員会の委員長に議論を要請したことを明らかにしていた。

蔵内議長は、取材ルールを明文化しない理由について、「現状の運用で十分であり、明文化することでかえって取材の自由度が損なわれる恐れがある」と説明。また、議会として報道機関との協力関係を重視し、広報活動の一環として取材対応を積極的に行う姿勢を示した。

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各会派の反応

県議会各会派からは、議長の判断を支持する声が上がる一方、一部の議員からは「透明性の確保のためにルール化すべきだ」との意見も出た。しかし、議長は「現時点では必要ない」との立場を崩さず、今後の議論の行方が注目される。

福岡県議会は今後、議会運営委員会を中心に、取材対応のガイドラインや運用の改善点について協議を続ける方針。蔵内議長は、「議会の活動を正確に伝えるため、報道機関との連携を強化していく」と述べた。

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