群馬県下仁田町の自立支援施設「女性村ねぎぼうず館」で、和装研究家の中谷比佐子さんが塾長を務める「姫街道シルク寺子屋塾」が開かれました。この塾は、絹の価値を見つめ直し、その魅力を未来に伝える役割を担う「シルク伝道師」を養成することを目的としており、中谷さんと同館の共催により毎月開催される予定です。
「シルク伝道師と絹」をテーマに講演
初回となる今回は、中谷さんが「シルク伝道師と絹」をテーマに講演を行いました。講演では、カイコが養蚕や製糸、染色、織物といったさまざまな産業に広がっていることや、絹の歴史的・文化的な価値について詳しく説明しました。参加者は熱心に耳を傾け、絹文化の奥深さに触れる機会となりました。
協会理事長も意気込み
同館を運営するNPO法人日本子守唄協会(東京都葛飾区)の理事長で、元劇団主宰の西舘好子さんも「絹文化を広めていきたい」と語り、今後の活動に意欲を示しました。西舘さんは、地域の女性支援と文化振興に力を入れており、今回の塾を通じて絹の魅力を多くの人に伝えたいとしています。
「姫街道シルク寺子屋塾」は、参加者同士の交流も重視しており、講演後には意見交換の時間も設けられました。参加者からは「絹の素晴らしさを再認識した」「もっと学びたい」といった声が上がり、今後の開催が期待されています。
同塾は、絹に関する知識を深めたい人や、地域の文化資源を活かした活動に興味がある人を対象に、毎月異なるテーマで講座を開催する予定です。中谷さんは「シルク伝道師として、一人でも多くの人に絹の魅力を伝えられる人材を育てたい」と話しています。



