長崎市は1日、8月9日の長崎原爆の日に行われる平和祈念式典において、「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表に、同市の本村チヨ子さん(87)を選出したことを明らかにした。本村さんは6歳の時、爆心地から約4.5キロ離れた福田村(現・長崎市)の自宅で被爆。その後、海外での講話活動にも積極的に取り組んできた。昨年11月から12月にかけては、長崎の被爆者団体「長崎県被爆者手帳友の会」の代表団の一員として渡米し、現地の若者たちと対話を行った。
本村さんは報道陣の取材に対し、「被爆者として残された時間が限られる中で、精いっぱいメッセージを伝えることが私に残された使命です。米国などでの体験を生かし、世界に平和を訴えていきたい」と意気込みを語った。今年の「平和への誓い」には県内外から12人が応募。本村さんは国際情勢が緊迫する中、海外での活動経験の豊富さなどが評価されて選ばれた。


