福岡市を拠点に焼き鳥店「焼とりの八兵衛」を展開するハチベイ クルー(福岡県糸島市)は1日、国内担当と海外担当の2人の社長体制を導入し、海外出店を加速させる方針を打ち出した。創業者の八島且典社長が海外事業を自ら統括し、国内は3月に社長に就任した弟の淳也氏が担当する。
海外出店計画の現状
2024年、同社は全国チェーン「鳥貴族」を運営するエターナルホスピタリティグループ(大阪市)と資本・業務提携で合意。5年間で八兵衛ブランドの店舗を海外に90店、国内に10店程度出す構想を掲げていた。海外は主にアジアを想定している。
しかし、両社によると現時点では資本提携には至っておらず、業務提携による出店は2025年1月に大阪市にフランチャイズで出店した1店のみ。八兵衛ブランドの店舗は国内10店、海外5店の計15店にとどまっている。
新体制の狙い
八島且典社長は「海外に出て、その場で決断していく」と述べ、自身が海外事業を担う考えを示した。国内担当の淳也氏は1日、福岡市で関係者向けの就任発表会を開催し、今後の戦略を説明した。
ハチベイ クルーは、この2人体制により意思決定を迅速化し、海外展開を本格化させる方針だ。特にアジア市場での店舗網拡大を目指し、現地のパートナー企業との連携を強化する見通しである。



