滋賀・野洲市、全中学校でプール授業廃止へ 老朽化で2027年度から
野洲市、全中学校でプール授業廃止へ 老朽化で2027年度から

滋賀県野洲市の教育委員会は26日、市立中学校全3校において、2027年度から水泳授業を廃止する方針を明らかにした。学校プールの老朽化が進んでいることが主な理由で、市教委によると、県内で全中学校が水泳授業を廃止するのは初めての事例となる。

プールの老朽化が深刻

市立小中学校のプールは、最も古いもので1976年に完成。中学校のプールはすべて築30年を超えており、老朽化が著しい。2020年度から2025年度までは、使用不能になった小学校1校と中学校1校が校外のプールを利用して授業を行っていた。

市教委は2022年度から、学校プールの集約化や民間施設の活用について検討を開始。整備費用の問題に加え、近年の猛暑による安全対策の必要性も高まり、屋外にある学校プールを建て替えて使い続けることを断念する判断に至った。

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小学校は民間施設へ切り替え

小学校については、2026年度から全6校で学校での水泳授業を中止し、民間の屋内プール施設での実施に切り替えている。この動きに続き、中学校でも廃止が決まった。

水泳授業は、国の学習指導要領で中学2年まで必修とされている。しかし、場所の確保が難しい場合には実技指導を行わないことも認められている。小学校での水泳授業が12月まで及ぶなど、施設の受け入れ状況と学校側の授業計画が折り合わず、中学校では廃止を決定した。

市教委の担当者は「代替授業は空調設備のある体育館で行うなど、各校の実情に応じて検討を進める」と話している。

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