米国防長官、中東での米軍展開継続を表明 イラン停戦順守の確実化目指す
ヘグセス米国防長官は8日、ワシントンで行われた記者会見において、中東地域における米軍の展開を継続する方針を明らかにしました。この決定は、イランが停戦を順守し、最終的な戦闘終結に向けた合意に至ることを確実にするための措置として位置づけられています。
「歴史的で圧倒的な勝利」と成果を誇示
ヘグセス長官は、これまでの対イラン軍事作戦について「歴史的で圧倒的な勝利だった」と強く主張しました。具体的には、数年にわたる作戦を通じてイラン軍を戦闘できない状態に陥らせたと説明し、その成果を誇示しました。さらに、使用した戦力は米軍全体の10%未満であり、戦闘継続の余力は十分にあるとアピールしました。
統合参謀本部議長も作戦再開の準備を強調
同席したケイン統合参謀本部議長は、停戦を歓迎しつつも、警戒を緩めない姿勢を示しました。ケイン氏は「一時的に休止したが、作戦再開の準備は整っている」と強調し、状況に応じて迅速に対応できる態勢を整えていることを明らかにしました。
対イラン作戦の具体的成果を詳細に説明
ケイン氏によると、米軍は2月の作戦開始以降、イラン国内で1万3千以上の標的を攻撃しました。特に、自爆型無人機「シャヘド」の生産工場は全て攻撃を受け、完全に機能を停止したとしています。また、ミサイル関連施設の80%以上を破壊し、イランの核開発能力を著しく弱体化させたと説明しました。これらの成果は、イランの軍事力に深刻な打撃を与えたことを示しています。
ヘグセス長官は、今後の展開について「最終合意が成立するまで、中東での米軍のプレゼンスを維持し続ける」と述べ、継続的な監視と圧力をかけていく方針を明確にしました。この発表は、中東情勢の安定化に向けた米国の強いコミットメントを反映するものとなっています。



