米イラン交渉、期限切れで合意困難 攻撃激化の危機が焦点に
日本時間8日午前9時、トランプ米大統領が設定したイランとの戦闘終結交渉の期限が切れた。米ニュースサイトのアクシオスによると、仲介努力は継続しているものの、期限までの合意は困難な情勢が続いている。トランプ氏が警告通り、全ての発電所と橋への攻撃に踏み切るかどうかが最大の焦点だ。
交渉期限切れで緊張が高まる
トランプ大統領はイランに対し、期限までに事実上封鎖しているエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放などに応じるよう要求してきた。7日には自身のSNSで「一つの文明全体が今夜滅ぶだろう。起きてほしくないが、恐らくそうなる」と主張し、圧力を強めていた。
アクシオスの報道によれば、イラン側は停戦後に戦闘を再開しないという保証を米国とイスラエルに求めており、これが交渉上の大きな課題となっている。仲介国は、イランが米側提案への回答として6日に提出した10項目の要求の修正などを協議中だ。
攻撃実施なら報復拡大の懸念
もし米軍が攻撃を実施すれば、イランが報復の対象を広げるのは確実視されている。既に5週間を過ぎた戦闘は、重大な局面に入ったと言える。バンス米副大統領とイラン代表団との対面協議も模索されているが、情勢は緊迫したままである。
この交渉の行方は、中東地域全体の安定に直接的な影響を及ぼす可能性が高い。国際社会では、武力衝突の拡大を防ぐための外交努力が急がれている。



