キューバ大統領、ロシアの原油供給に感謝「困難な時の友情」 米政権は人道支援と説明
キューバ大統領、ロシア原油供給に謝意「困難時の友情」

キューバ大統領、ロシアの原油供給に深い感謝「最も困難な時に示された友情」

キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、2026年4月1日、ロシアが10万トンの原油を供給したことに対し、X(旧ツイッター)を通じて謝意を表明しました。大統領は「最も困難な時に友情が示された」と述べ、トランプ米政権による石油供給網の遮断が続く中での支援に感謝の意を示しました。

深刻な燃料不足と停電の連鎖

キューバでは、燃料不足が深刻化し、停電が相次いでいます。ディアスカネル大統領は、この状況について「数週間のうちに徐々に改善されるだろう」と期待を込めて語りました。供給された原油は、数週間分の需要を満たす量と見られており、緊急的な支援として評価されています。

米政権の対応と人道支援の目的

トランプ米政権は、キューバの反米姿勢の転換を狙い、禁輸措置を取るなど圧力を強めてきました。しかし、3月29日には一転して、ロシアのタンカーの入港を容認しました。タンカーは31日に港に到着し、原油の供給が実現しました。米政権によると、今回の措置は人道支援が目的であり、今後は「ケース・バイ・ケース」で判断するとしています。

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国際社会からの支援の広がり

キューバに対する支援を巡っては、欧州連合(EU)が人道支援のため200万ユーロ(約3億6700万円)の拠出を表明しています。また、メキシコのシェインバウム大統領は、3月30日にキューバへの石油供給再開に向けて検討を進めていることを明らかにしました。これらの動きは、国際的な連帯の広がりを示しています。

この状況は、地政学的な緊張の中でも、人道支援が優先されるケースがあることを浮き彫りにしています。キューバの経済的困難は続くものの、国際社会の支援により、一時的な緩和が期待されています。

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