山中教授、iPS細胞20年「ようやく中間点」2製品承認も真の勝負はこれから
山中教授、iPS細胞20年「ようやく中間点」2製品承認も真の勝負はこれから

iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製成功から20年。山中伸弥・京都大教授は、パーキンソン病と重症心不全の治療製品が今年、条件・期限付き承認を受けたことについて、「マラソンに例えれば、ようやく中間点」と語る。研究成果が初めて製品として患者に届く段階へ進んだが、真の勝負はこれからだという。

20年の歩みと残る課題

山中氏は2006年、マウスの皮膚細胞から多様な細胞に変化できるiPS細胞の作製に成功したと発表。生命科学と医療の可能性を大きく広げた。それから20年、発明から臨床応用、創薬、製品化、細胞の製造・供給基盤までを切り開いてきた。

この節目に、山中氏は小さな研究室で生まれた発見と若い研究者の奮闘、承認後に待つ険しい「後半戦」について語った。2製品の承認を「ようやく中間点」と位置づけ、今後の課題と次の20年への展望を示している。

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