道東沖のマイワシの巻き網漁は16日で解禁から3か月となったが、漁獲ゼロが続いている。10月末の漁期終了が迫る中、好転の兆しは見られない。
釧路港にはカツオ・マグロ類を追う船が一時寄港
北海道まき網漁業協会(釧路市)などによると、昨年の漁期を通した水揚げ量は15万7321トンで、4分の3が6~9月だった。今月は釧路港に入る船もあるが、マイワシを諦めカツオ・マグロ類を追う船が一時的に寄港するだけという。
ロシアによる漁獲もなく「好材料がない」
漁業情報サービスセンター(東京)によると、道東沖に南下してくる群れを先にとるはずのロシアによる漁獲もないといい、源浩輔技師は「そもそもマイワシがいない状態で、好材料がない」と話した。ただ日本海では豊漁が続いており、明暗が分かれている。
資源量は急減、実効的な資源管理が急務
マイワシは数十年のサイクルで増減を繰り返すことが知られる。太平洋のマイワシについて、国立研究開発法人水産研究・教育機構が2日に公表した今年度の評価結果では、資源量が急減しており、「外国も含めた実効的な資源管理が急務」としている。



