ノーベル化学賞の受賞発表から一夜明けた8日、東京理科大名誉教授の硤合憲三氏(76)が同大神楽坂キャンパス(東京都新宿区)を訪れ、学生や教職員ら数百人から祝福を受けた。
キャンパス到着、花束受け取る
硤合氏は午後3時20分頃、30年以上にわたり研究を続けたキャンパスに到着。待ち構えた学生らに取り囲まれ、笑顔で花束を受け取った。
学生へのメッセージ
その後、集まった報道陣を前に「(研究成果は)すべてここ神楽坂キャンパスで学生たちと見つけた反応。良い学生諸君と巡りあえ、感謝している」と同大での日々を振り返った。後進たちには「自信を持って研究してほしい」とエールを送った。
同大理学部3年の女子学生(22)は「偉業の知らせで勉強に熱が入る。私も社会に役立つ研究を深め、いつかノーベル賞を取りたい」と興奮気味に話した。
地元でも祝福
8日朝には、自宅のある埼玉県志木市で外出した硤合氏が、行き合った男性から「おめでとうございます」と声をかけられる一幕も。硤合氏は「(うれしさは)じわじわと大きいものがある」と、喜びを実感した様子で語った。