3隻目の元寇船の全体像解明へ 長崎・鷹島海底遺跡で発掘開始
3隻目の元寇船の全体像解明へ 鷹島海底遺跡で発掘開始

鎌倉時代の元寇で沈没したモンゴル(元)軍の船などが見つかっている長崎県松浦市の鷹島沖の「鷹島海底遺跡」で、2026年度の発掘調査が2日、1カ月間の日程で始まった。船体の一部が発掘されている3隻目の元寇船について、未確認の船首または船尾などを発掘して全体像の解明を目指す。

弘安の役の古戦場跡での調査

鷹島海底遺跡は、元が北部九州に1274年と1281年の2回襲来した元寇のうち、2回目の「弘安の役」の古戦場跡。沈没した元寇船3隻などが発掘されている。

2026年度の調査は、国学院大の池田栄史教授(水中考古学)と松浦市教育委員会が共同で、11月1日まで実施する。

3隻目の船で見つかっているもの

3隻目の元寇船についてはこれまで、船底の中央を船首から船尾にかけて貫く主要な木材「竜骨」(キール)の一部や、船底の外板材、船底を仕切る隔壁材などが見つかっている。

池田教授は発掘開始前に松浦…(記事は有料部分で続く)