愛知・名古屋アジア大会閉幕、多様な競技に熱狂 セパタクローやカバディ
愛知・名古屋アジア大会閉幕、多様な競技に熱狂

日本で32年ぶりに開催された愛知・名古屋アジア大会は4日、閉幕した。45カ国・地域から選手団1万5000人が集まり、大会をつくり上げた。開催競技数は五輪よりも多い全43競技。文化の異なるアジアの国や地域の多様性が競技にも反映された。

アジア独自の競技で日本選手が躍動

東南アジアで生まれた足を使ったバレーのような「セパタクロー」では、男子レグ団体フィリピン戦で佐藤優樹が足を大きく振り上げアタック。日本代表は銅メダルを獲得した。インド発祥の鬼ごっこのような「カバディ」では、男子グループリーグで日本の千葉央人が相手の体に触れようと果敢に攻め、強豪国バングラデシュを破る金星を挙げた。

華麗な演技と新種目

中国の伝統武術をもとにした「武術太極拳」では、女子剣術・槍術総合で貴田菜ノ花が銀メダルを獲得し、華麗な舞と剣さばきで観客の目を奪った。eスポーツぷよぷよ決勝では栗原悠輝が15連鎖を成功させた。

クリケット女子では、前回大会金メダルのインドと対戦し、岩崎桜奈が平らな面がある板状のバットで硬いボールを打った。国内では「マイナースポーツ」と呼ばれる競技で、アジアの強豪国に果敢に立ち向かった日本選手たちの躍動を写真で紹介する。

スカッシュとバーチャルテコンドー

四方を壁に囲まれたコートでゴムボールをラケットで打ち合うスカッシュでは、男子団体準々決勝で遠藤共峻がマレーシア選手と対戦。仮想現実(VR)技術を取り入れた新種目「バーチャルテコンドー」では、男女混合個人で鈴木颯がフィリピン選手と対戦した。同種目ではVRゴーグルやセンサーを装着し、体の動きに合わせて仮想空間上の分身(アバター)を操作。選手同士が接触しないため、けが防止にもなるという。