インドネシアのスマトラ島で、18人を無差別に襲撃し2週間にわたって住民を恐怖に陥れていたサルが捕獲された。このサルの出現により、地元の多くの学校が閉鎖を余儀なくされていた。
住民18人にけが、12針縫う人も
サルは6日、仕掛けられたわなで捕獲された。カニクイザルの成体で、スマトラ島東部のテンビラハンの住民18人にけがを負わせた。被害者の多くは一人でいる時に狙われ、かまれたり引っかかれたりした。負傷者には子どもや高齢者も含まれており、12針以上を縫う大けがをした人もいた。
町役場が注意喚起、群れの可能性も
町役場のアリ・シュリア氏は、サルが群れの一部として行動していた可能性があり、「他のサルが人を攻撃する恐れがある」とインスタグラムへの投稿で注意を呼び掛けた。
40校が閉鎖、オンライン学習に
7日にはテンビラハンで40校が閉鎖され、数百人の生徒に対して3日間のオンライン学習が命じられた。地元政府によると、安全が確認されれば、週明けの10日に再開する予定だという。
専門家の見解
インドネシアの国立大学、IPB大学の生物学講師プジ・リアンティ氏は、一部のサルが人間を食べ物と結びつけることを学んでいると指摘した。
「森で食べ物を探すのは簡単ではありません…人間の近くに住むことで食べ物を得るのは簡単です…盗むことで」とAFPの電話取材で語り、元々飼育されていたサルが野生に放たれた可能性もあると話した。



