福岡市長選(11月1日告示、15日投開票)への立候補を表明している佐々木彩乃氏(29)は23日、インターネット上の虚偽情報や誹謗中傷を巡り、「悪意ある誤情報や誹謗中傷に屈することなく、福岡市民のみなさまと誠実に向き合う」とX(旧ツイッター)に投稿した。悪質な投稿について、発信者情報の開示請求を含む法的手続きの準備を進めていると明らかにした。
家族への危害と警察相談
投稿に添付した声明によると、佐々木氏の家族は面識のない人物から事実に基づかない中傷を浴びせられ、身体的な危害を受ける事案があった。家族の安全やプライバシーに関わるとして詳細は公表せず、警察に相談している。ネット上の言説と家族への危害との直接的な因果関係は断定していない。
根拠のない憶測や事実と異なる投稿により、支援者や家族、友人にまで影響が及んでいるとして、「大変心苦しく思っています」と説明。支援者には「正しい情報を冷静に共有し、健全な対話の姿勢を一緒に示していただけますと幸いです」と呼びかけた。
悪質投稿への対応方針
一方、悪質な投稿は記録や証拠を保存していると説明。脅迫や危害を示唆する行為には、民事・刑事上の法的措置を含めて対応するという。佐々木氏は、政治姿勢や政策、経歴への意見や批判は「政治を志す者として真摯に受け止めます」と表明した。
その上で「事実に基づく批判や議論は、民主主義にとって不可欠なものだと考えています」とし、虚偽情報の拡散や人格を傷つける誹謗中傷とは明確に区別して対応する考えを示した。市長選を巡っては、高島宗一郎市長が不出馬を表明し、佐々木氏以外に7人が立候補を表明している。



