ドイツのベアベル・バース労働・社会相は12日、閣僚を辞任すると発表した。連立与党の中道左派・社会民主党(SPD)の共同党首の座からも退き、メルツ政権にとって打撃となりそうだ。
辞任の理由
バース氏は同日、自身のインスタグラムで声明を発表し、「義理の娘が亡くなり、悲しみを整理する時間が必要だ」と説明。「この困難な時期に、連立パートナー内部からの私への攻撃も強まっている」として、連立を組むメルツ氏率いる中道右派・キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との不和も理由に挙げた。
年金改革を巡る対立
バース氏は、メルツ政権が進める年金などの社会保障改革の方針を巡ってCDU・CSUと意見が対立しており、連立与党内の亀裂が鮮明となった。
後任人事
バース氏の後任には、州首相経験のあるSPDのアレクサンダー・シュワイツァー氏が就く。