米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(TR)が近く、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に寄港する方向で、最終調整が進められていることが複数の関係者への取材で分かった。横須賀基地を拠点としていない米空母の寄港は約4年ぶりとなる。
日米共同統合演習への参加も調整
TRは10月19日から日本周辺の海空域、自衛隊や米軍の基地などで実施される日米共同統合演習に参加することも調整されている。
西太平洋における米空母のプレゼンス
横須賀基地を「母港化」している空母「ジョージ・ワシントン」は現在、中東海域へ派遣されており、「西太平洋に米空母が不在」(防衛省幹部)の状態が続いている。セオドア・ルーズベルトの寄港や演習への参加は、一時的ながら、西太平洋における米空母の「プレゼンス」を示す意味合いもある。
TRは、米海軍のニミッツ級原子力空母で、今回の寄港と演習参加により、西太平洋地域における米軍の存在感を維持する狙いがあるとみられる。