20年以上連続増配の日本株5選:花王、KDDIなど安定配当銘柄を紹介
20年以上連続増配の日本株5選 花王やKDDIなど

2026年6月以降、日米ともに株価の動きの方向性が不透明になりつつある。個別株に投資するなら、値上がりだけでなく配当も期待できる銘柄をチェックしておきたいところだ。ここでは日本株で連続増配を行っている注目銘柄を紹介する。

連続増配とは何か

連続増配とは、1株あたりの年間配当金を前年度より増やす「増配」を、複数年にわたって続けることを指す。

連続増配株のメリットとデメリット

連続増配株のメリットとしては、業績が安定している企業が多く、株主還元への意識が強いため、中長期の投資に向いている点が挙げられる。連続増配株には、長期にわたって利益を継続して出し続けている企業が多く見られる。

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一方、デメリットとして、配当利回りは低いケースもある。実績がある優良株は人気が高いため株価も高くなりやすく、結果として配当利回りは低めであるケースもある。また、老舗企業・大手企業の場合、株価が短期間で急上昇することもあまりないため、すぐに大きなキャピタルゲイン(値上がり益)を得るのは難しい。

20年以上連続増配の日本株銘柄5選

以下は、20年以上にわたって連続増配を行っている日本株5銘柄である。※配当利回りは会社発表の予想配当額を基に算出した数値であり、株価によって変動する。※投資に関する最終判断は、必ず読者ご自身の責任において行ってください。

花王

日本を代表する日用品・家庭用品の大手メーカー。洗剤のアタックやクイックル、シャンプーのメリット、紙おむつのメリーズなど強いブランドが多数あり、ほとんどのドラッグストアやスーパーで商品を見かける。36年にわたって連続増配をしており、長期にわたり安定した配当を続けている。投資初心者にとっても事業内容を理解しやすい銘柄の一つだ。

リコーリース

リコーグループの国内大手リース・金融サービス会社。主に中小企業を顧客として、事務機器や医療機器のリースをはじめ、集金代行や不動産などの多角的な事業を展開している。配当利回りは3.84%と日本株では高めで、連続増配年数も26年を記録している。一方、2027年3月期第1四半期は営業減益となっており、今後の業績や配当方針の動向には注意が必要だ。

SPK

自動車部品・用品や産業車両用部品を扱う、東証プライム上場のグローバル専門商社。100年以上の歴史を持つ老舗企業で、自動車アフターマーケット業界のリーディングカンパニーとして知られている。同社も連続増配銘柄として知られており、28年にわたって増配を行ってきた。2026年の第1四半期決算では、連結経常利益が前年同期比29.4%増となり、概ね好調な業績となっている。

KDDI

「au」ブランドでおなじみの通信総合大手。近年はスマートフォン・携帯電話や光インターネット回線事業に加え、電気・銀行・電子マネー・保険など、生活に密着するさまざまな分野でサービスを展開している。2026年の第1四半期の決算では、売上・利益ともに好調だ。モバイル収入やAI・データセンター関連の成長が利益拡大を牽引しており、通期の増収増益予想も据え置いている。2025年度まで24期連続増配を達成しており、2026年度は25期連続となる増配を予定している。

ユー・エス・エス

中古車オークション運営の最大手で、国内で19会場を展開している。中古車買取店の「ラビット」も展開しており、中古自動車流通市場の活性化を推進している。2026年の第1四半期決算では売上・利益ともに好調で、通期の経常利益計画も上方修正した。株主優待はQUOカードやVJAギフトカードなどであり、さまざまなお店で使いやすいのもメリットだ。

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