共働きで安定した収入があったため、夫婦でペアローンを組んで住宅を購入したが、育児による時短勤務や転職で世帯収入が減少し、毎月の住宅ローン返済が家計の大きな負担になっている。できれば今の家に住み続けたいが、返済額を抑える方法はあるのだろうか。
ペアローンの負担増、まずは家計状況を整理
ペアローンは、夫婦それぞれが住宅ローンを組むことで借入可能額を増やせる一方、当初想定していた収入環境が変化すると負担が増えてしまう側面がある。まずは現在の家計状況とローンの内容を確認したうえで、「一時的に苦しいのか」「今後もこの負担が続く見込みなのか」を整理することが大切だ。
返済額を抑える選択肢、借り換えの注意点
返済額を抑える方法として有効な選択肢は、住宅ローンの借り換えだ。借入期間を延ばしたり、金利の低い住宅ローンを利用したりすることで、毎月の返済額を抑えられる可能性がある。
ただし、現在は金利上昇局面のため、変動金利を選択した場合、将来の金利上昇によって毎月の返済額が上昇する可能性がある。また、借り換えには手数料や登記費用などがかかるため、金利差だけでなく、諸費用を含めた総返済額での検討も重要だ。
住宅版残価設定型ローンという新たな選択肢
その他にも、住宅版の残価設定型住宅ローンという選択肢がある。これは将来の住宅価値(残価)をあらかじめ設定し、残価部分を除いた金額を返済していく住宅ローンで、一般的な住宅ローンと比べて毎月の返済額を抑えられることが期待されている。
日本住宅ローン株式会社は、2026年7月より「おうちの残価設定ローン」による借換プランの提供を開始しており、様々な選択肢の中から比較検討することができる。