SBI証券は1日、来年1月に始まる18歳未満が対象の「こどもNISA(少額投資非課税制度)」の専用商品として、信託報酬(管理手数料)がかからない投資信託を販売すると発表した。信託報酬ゼロの投信は国内では珍しい。資産運用のハードルを下げ、口座獲得につなげたい考えだ。
「ゼロカン」の概要
名称は「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」で、制度開始に合わせて購入できるようにする。「オルカン」で知られる三菱UFJアセットマネジメントの投信と同様、世界の株式に分散投資する指数に連動し、愛称は「ゼロカン」とした。
信託報酬ゼロの狙い
信託報酬は日々、投資信託の価額から差し引かれるため、保有期間が長くなるほど運用成果への影響が大きくなる。長期投資を促すこどもNISAの趣旨を踏まえ、コストを抑えた商品設計とした。
こどもNISAは年間60万円、総額600万円までの投資が非課税となる新制度。開始を前に証券各社が口座の獲得を競っている。