兵庫県警は30日、妻の遺体を切断し、川に遺棄したとして、医師の下村憲司容疑者(46)(兵庫県西宮市高座町)を死体損壊と死体遺棄の両容疑で逮捕した。「私が1人でやったことです」と容疑を認めている。県警は妻が死亡した経緯も調べている。
自宅で遺体を切断し川に遺棄か
発表では、下村容疑者は昨年8月14日~同月下旬頃、当時住んでいた同県尼崎市北大物町の自宅で、妻の真実さん(当時41歳)の遺体の頭部や手足を刃物で切断するなどし、同市内を流れる神崎川に捨てた疑い。調べに「自宅の浴室にブルーシートを敷き、骨と体の部分を別々に解体した」と述べているという。
行方不明者届を提出していた
下村容疑者は昨年9月24日、県警尼崎南署に真実さんの行方不明者届を提出し、「8月13日に口論となり、妻は翌14日に出て行った。連絡がつかない」と説明。県警が今年8月以降、下村容疑者を任意で事情聴取したところ、切断や遺棄への関与を認めたという。
遺体の一部を発見、遺族はコメント
県警は9月、下村容疑者の供述に基づいて川を捜索し、真実さんの遺体の一部を発見した。司法解剖の結果、死因や死亡時期はわからなかった。
遺族は代理人弁護士を通じ、「驚きと悲しみで言葉が見つかりません。事態を受け止めることができておらず、大変混乱しています」とのコメントを出した。