ハマス襲撃3年追悼式典、ネタニヤフ氏は責任言及せず「恥を知れ」と遮られ
ハマス襲撃3年追悼式典、ネタニヤフ氏は責任言及せず「恥を知れ」と遮られ

イスラエル政府は5日、イスラム主義組織ハマスによる越境襲撃から7日で3年を迎えるのを前に、エルサレムで犠牲者の追悼式典を開いた。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は演説で、3年にわたるパレスチナ自治区ガザでの戦闘の正当性を主張し、「襲撃に関わった者は報いを受けさせる」と述べ、報復を続ける方針を示した。

首相、報復継続とハマス排除を強調

ネタニヤフ氏は「ガザでハマスによる統治が行われることはない」と改めて強調した。レバノンを拠点とする親イラン勢力ヒズボラへの攻撃を続ける考えも示し、イランについて「最終的に世界から姿を消すだろう」と述べた。

遺族の怒り、演説を遮る

演説の途中には、イスラエル南部のキブツ(農業共同体)で息子を殺害された父親が「あなたは私の息子を守らなかった。恥を知れ」と叫び、演説を遮る場面もあった。ネタニヤフ氏は襲撃を受けた責任を追及する国家調査委員会の設置を拒否しており、この日も襲撃を巡る自らの責任には言及しなかった。

大統領は調査の必要性を訴える

イツハク・ヘルツォグ大統領は演説で、「我々はなぜこのようなことが起きたのか偏りなく調査しなければならない」と述べ、ハマスの襲撃を検証するよう求めた。