経団連は4日、2026年春闘の回答・妥結状況の最終集計を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給分を合わせた平均賃上げ率は、前年比0.02ポイント低い5.37%だった。1989~91年以来、35年ぶりに3年連続で5%を超えた。
賃上げ額は過去最高
大手企業20業種・146社の回答を集計した。賃上げ額は557円増の1万9752円で、現在の集計方法を採用した1976年以降で最高だった。
業種別の状況
製造業(13業種)の平均賃上げ率は5.36%、賃上げ額は1万9634円だった。非製造業(7業種)の平均賃上げ率は5.38%、賃上げ額は2万16円で、初めて2万円を超えた。
経団連の見解
経団連労働政策本部の新田秀司本部長は「賃上げの力強い勢いが続き、定着してきている。来年も一定のベアが確認できるよう、(企業に賃上げを)呼びかけていきたい」と述べた。



