中国で、高性能な車に取り付けられている「小藍灯(青いランプ)」が問題になっている。運転支援システムの作動を示す合図として各メーカーが競うように搭載していたが、規制当局が「待った」をかけた。
渋滞する上海市中心部で1割の車に青ランプ
平日夕方、激しく渋滞する上海市中心部の高架道路では、ひときわまぶしい青いランプを光らせた車が何台も走っていた。数えると、走行する車全体の1割程度に取り付けられていた。
中国自動車メーカーのショールームでも、青いランプ付きの車は人気商品だった。ショールームで眺めていると、近づいてきた店員が「近未来感があるでしょう」と誇らしげに語った。
法規でルール化されていない青いランプ
ただし、青いランプは法規でルール化されたものではない。中国は国の標準規格として自動車ランプの色を白、黄、赤、琥珀(こはく)に限っており、青いランプは本来、救急車など緊急車両に使われる。日本の道路交通法にあたる「道路交通安全法」は、規格外の車の走行を認めていない。
日産で中国事業に長く関わった関係者によると、青いランプは運転支援システムの作動を示す合図として各メーカーが競うように搭載していたという。