実業家のイーロン・マスク氏が率いる宇宙企業「スペースX」が4日発表した2026年4~6月期決算は、売上高が前年同期比92%増の78億ドル(約1兆2300億円)だった。人工知能(AI)や通信の事業が伸びた。ただ、設備投資などがかさみ、純損益は5億4100万ドル(約850億円)の赤字だった。
同社の決算発表は6月の米国のナスダック市場上場後、初めて。
事業別の状況
4~6月期の売上高は、三つある事業のうち、衛星通信スターリンクなどの通信事業が66%増、ロケット開発などを手がける宇宙事業が29%増、生成AI「Grok(グロック)」などのAI事業が247%増となった。純損失の大きさは、前年同期からほぼ半減した。
投資と収益性
一方、3事業のうち、本業のもうけを示す営業利益が黒字なのは、通信事業だけだ。また、設備投資に売上高を超える183億ドルを投じた。特に大きいのがAI事業向けで、前年同期の21倍の158億ドルだった。
決算発表後の時間外取引で…(続きは有料記事)



