日本製鉄は8月4日、同社が提供するGXスチール「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」が、国土交通省発注の「グリーン鉄試行工事」の2026年度対象案件の一部に採用されることが決定したと発表した。
「グリーン鉄試行工事」とは
経済産業省と国土交通省は7月31日、CO2排出量を削減した鋼材である「グリーン鉄」を活用した公共工事において、製造段階も含めたCO2排出量(CFP)算定などの調査を行うため、国土交通省発注の土木工事で「グリーン鉄試行工事」を実施すると発表していた。
鋼矢板や橋梁厚板などを対象に、2030年以降の公共工事におけるグリーン鉄の本格活用に向けて、流通やGX価値に関する知見を蓄積することが狙いという。
「NSCarbolex Neutral」の採用
日本製鉄は同調査事業に積極的に参画する方針で、2026年度に行われる試行工事対象案件の一部にNSCarbolex Neutralが採用されることになったとしている。
7月21日に閣議決定された日本成長戦略などにおいては、グリーン鉄の国内初期需要の創出に向け、公共工事における調達推進や2026年度以降の試行工事の実施・対象拡大、2030年以降の国・地方公共団体での本格活用が示されている。
日本製鉄は今回の調査事業を出発点に、公共工事でのGXスチール活用が早期に拡大することを期待しているとし、今後も提供拡大を通じて建設分野の脱炭素化やCO2排出量削減に貢献していく考えだ。



