高配当日本株5選:配当利回りと配当性向で選ぶ注目銘柄
高配当日本株5選:配当利回りと配当性向で選ぶ注目銘柄

2026年6月下旬以降、日経平均株価は値動きの大きい展開となり、株価の上昇基調にも一服感が見られます。これから個別銘柄に投資するなら、株価上昇によるキャピタルゲインだけでなく、配当によるインカムゲインにも注目したいところです。本記事では、配当の魅力を判断する2つの指標と、高配当の日本株5銘柄を紹介します。

配当を判断する指標

株式投資において、配当の魅力を判断する2つの指標を押さえておきましょう。

配当利回り

株価に対して、1年間でどのくらいの配当金を受け取れるかを%で表したものです。たとえば、株価が1万円で1株当たりの年間配当金が100円なら、配当利回りは1%となります。

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日本株で高配当とみなされる水準としては、一般的に3%以上が一つの目安です。ただし、株価の下落によって配当利回りが高くなっている場合もあるため、株価や業績の動きも確認しましょう。

配当性向

1年間の純利益のうち、何%を配当金として株主に還元したかを示す指標です。配当性向の適切な水準は、企業の成長段階や業種、株主還元方針などによって異なります。

配当性向が高い企業は、利益の多くを株主に還元していると判断できます。一方で、配当性向が高すぎる場合は、現在の配当を将来も維持できるか確認が必要です。配当性向が100%を超えている場合、その期の利益を上回る配当を行っていることになります。

高配当の日本株5銘柄

高配当の日本株のうち、これから投資にチャレンジしたい方にも事業内容を理解しやすい5銘柄を紹介します。選定にあたっては、配当利回り3.5%以上、直近の本決算における配当性向50%以下を目安としました。

※「配当利回り」は会社発表の予想配当額を基に算出した数値、「配当性向」は直近の本決算ベース
※配当利回りは株価によって変動します
※投資に関する最終判断は、必ず読者ご自身の責任において行ってください

積水ハウス(1928)

日本の住宅業界を代表する企業の一つで、海外事業や賃貸住宅事業など、事業を多角化しています。2027年1月期の配当を前期比で増配とする予想を発表しており、これが実現すれば15期連続の増配を達成することになります。中期経営計画でも安定的な増配方針を掲げています。

ビジネスモデルが初心者にも理解しやすく、業績や配当の動向を比較的把握しやすい銘柄です。

稲畑産業(8098)

大阪市に本社を置く、住友化学系の老舗化学専門商社です。電子材料や合成樹脂など、幅広い産業向けに事業を展開しています。

「累進配当(原則として減配せず、配当を維持または増額する方針)」を明記した株主還元方針を採用しています。配当利回りも比較的安定しており、業績が大きくブレにくいため、商社株の中でも初心者がポートフォリオに入れやすい銘柄です。

安藤ハザマ(1719)

建築・土木を手がける準大手ゼネコンです。トンネルやダムなどの大規模な土木工事に強みがあり、「黒部ダム」の施工にも参加した実績があります。

近年は高水準の配当を行っており、2027年3月期の予想配当は1株当たり84円となっています。

全国保証(7164)

住宅ローン保証を手がける、独立系の大手企業です。住宅ローンの返済が滞った際に金融機関へ代位弁済する信用保証業務を行っており、高い利益率と強固な財務基盤を特徴としています。

配当に関しては、10期以上の連続増配実績があります。保証債務残高などに基づくストック型の収益構造を持つことも特徴です。ただし、住宅ローン市場や金利、貸倒れの動向などによる影響には注意が必要です。

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三和ホールディングス(5929)

シャッターやパーティション、防火ドアなど、「開口部」に用いられる建築資材を取り扱う企業です。シャッター分野では世界トップクラスのシェアを持っています。

新設時の販売に加え、修理やメンテナンス、更新需要による収益が見込めることも特徴です。国内外の建設需要や原材料価格、為替の動向などが業績に影響する可能性があります。