米財務長官、円安介入で「相場の流れを変えるのは政策」日銀総裁への信頼表明
米財務長官、円安介入「相場の流れを変えるのは政策」

【ワシントン=坂本幸信、ニューヨーク=木瀬武】ベッセント米財務長官は4日の米CNBCテレビのインタビューで、円安是正に向けて日米が協調して行った為替介入に関し、「介入で市場にシグナルを送ることはできても、相場の流れを変えるのは政策だ」と指摘した。日本銀行については「予断を持っていないが、植田和男総裁は必要なことを行うと信じている」と述べた。追加利上げを期待した発言とみられる。

ベッセント氏は、「片山財務相と極めて良好な協力関係を築いている」と強調し、緊密に連絡を取り合っていることを明らかにした。その上で、「円安を食い止めるために真剣な努力をしている」と日本政府の対応に理解を示し、「日本が適切な政策を引き続き実施していくと確信している」と語った。

円相場の安定は地域全体の利益

また、日米協調による円安是正の意義については、「円相場の安定は米国だけではなく、地域全体にとっても非常に重要だ」と主張。「日本を支援するために必要なことは何でも行う」とも述べ、投機筋の動きをけん制した。

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ベッセント氏の発言を受け、4日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場は1ドル=157円台後半から、一時157円台前半まで円高・ドル安が進んだ。日本時間5日午前の東京市場では、前日午後5時から30銭程度円高・ドル安の1ドル=157円台半ばで取引されている。

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