住宅ローンの変動金利が、過去10年で最高水準に達したことが明らかになった。日銀の金融政策変更を受けて、主要銀行が相次いで基準金利を引き上げたことが背景にある。
金利上昇の背景
日銀が7月に実施した金融政策の修正により、長期金利が上昇。これを受けて、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などメガバンクが住宅ローンの基準金利を引き上げた。変動型の基準金利は年0.4%台となり、2014年以来の高水準となった。
借り手への影響
金利上昇により、新規借り入れの月々の返済額が増加する見通し。すでに変動型で借り入れている既存の契約者についても、金利見直し時期に返済額が増える可能性がある。不動産情報サイトの調査では、変動型を選ぶ割合は全体の約7割を占めており、幅広い層に影響が及ぶとみられる。
専門家は「今後も金利が上昇する可能性があり、固定型への借り換えを検討する動きが広がる可能性がある」と指摘している。金融庁は、借り手に対し、金利上昇リスクを踏まえた資金計画の見直しを呼びかけている。



