硤合憲三氏ノーベル化学賞、大学時代の後輩「青天のへきれきでは」
硤合憲三氏ノーベル化学賞、後輩「青天のへきれき」

スウェーデンのストックホルムで2026年10月7日、東京理科大名誉教授の硤合憲三氏とパリ南大のアンリ・カガン氏に、ノーベル化学賞の授賞が発表された。大学時代に研究室で硤合さんの後輩だった、東京科学大の鈴木啓介・栄誉教授は、硤合さんにノーベル化学賞が贈られるという知らせに「良かったと思います。うれしいです」と涙声で語った。

恩師・向山光昭氏も著名な化学者

東京大で2人が師事した向山光昭さん(故人)も著名な化学者で、有力なノーベル賞候補とされていた。硤合さんは向山さんが東大に着任して一期目の学生だったという。「そういう意味で、(今回の受賞決定を)恩師の向山先生が喜んでおられると思います」

基礎研究への評価に「青天のへきれき」

硤合さんもこれまで、ノーベル賞候補と言われたことがあった。ただ、ノーベル賞は近年、基礎研究の学術的な重要性よりも、社会でどれだけ役に立ったかを評価する傾向が強いと感じる。

「(硤合さんの研究は)基礎の基礎なので、硤合先生にとっては『青天のへきれき』なのではないか」

硤合さんにすぐに連絡しよう…