秋季近畿地区高校野球大会県予選は4日、奈良県橿原市のさとやくスタジアムで決勝戦が行われ、奈良大付が智弁学園を13―7で下し、15年ぶり2度目の優勝を決めた。両校は、17日から京都市で行われる近畿地区大会に出場する。同大会は来春の選抜大会出場の選考材料となる。
打ち合いを制した奈良大付
奈良大付が打ち合いを制した。五回に逆転され、4―7で迎えた七回。白田の3点本塁打、村井の適時三塁打、ケサリスの2点本塁打など長打攻勢で6点を挙げ、再逆転した。八回にも3点を加え、突き放した。
智弁学園は14安打を放ちながら守り切れなかった。五回、5連打で4点を奪い、一時リードしたが、終盤の失点が重かった。
村井選手の勝ち越し打
同点で迎えた七回二死三塁。ここまで無安打だった奈良大付・村井崇晃選手(1年)に打席が回ってきた。「ここで決めてやる」。高めに浮いた5球目の直球を右翼線に打ち返し、勝ち越しの適時三塁打に。塁上でガッツポーズを見せた。
三回に打球をうまく捕球できず、内野安打を許してしまっただけに、「自分のバットで取り返すしかない」と放った一打。普段から右方向への流し打ちを意識し、低く強い打球を打てるように、バットのミート部分が手前になるように心がけてきた成果が出た。
「チームを鼓舞することができた」と喜ぶ一方で、「近畿大会、その先の甲子園に出場するためにも準備して臨みたい」。次を見据えていた。
3位決定戦の日程
3位決定戦の郡山―天理は8日午後3時から同スタジアムで行われる。