熊本地震や千葉県を中心とした豪雨災害を受けて、大垣市は市の公式ホームページ内に「防災特設ページ」を開設した。市民に大規模災害への備えを呼びかけることが目的で、個人や家庭、地域単位での防災対策の推進につなげたい考えだ。
平時からの備えを強化
市はこれまで、防災情報の入り口となるポータルサイト「大垣防災」やメール配信を通じて、緊急情報を「プッシュ型」で市民に発信してきた。しかし、災害発生時の情報提供だけでなく、平時からの備えが重要だとして、今回の特設ページを新たに設けた。
特設ページでは、災害時の「自助」「共助」「公助」について分かりやすく解説している。水や食料の備蓄量、情報収集の手段など、災害時に適切な行動を取るために平時に準備しておくべき具体的な内容を助言している。
浸水リスク地図や避難所情報も
また、近年の豪雨で甚大な被害を生んだ内水氾濫に注目し、市内の下水道利用地域を対象とした内水による浸水リスクを示す地図を公開。自宅や地域がどの程度浸水するかを確認できるようにした。さらに、今夏の熊本地震後に課題となった指定避難所の空調設備の整備状況も掲載している。
石田仁市長は記者会見で「普段から災害は自分事として考えてほしい。市民一人一人が行動を起こし、地域全体で支え合いながら、災害に強いまちを共につくっていきたい」と述べた。



